黄金週間を終えようとしています。後半、関東地方はどんよりとした雲に覆われた日が続きましたが、最後の本日は素敵な青空を目にすることができました。昨今、この黄金週間に合わせ、東京有楽町ではラ・フォル・ジュルネという音楽祭が開かれております。(音楽祭につきましてはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008公式ウェブサイトをご参照ください。) 1公演、約45分程度のものが求めやすい価格で販売され、朝から晩まで、いろいろな公演を梯子できるのがこの音楽祭の魅力なのではないでしょうか。
今年の音楽祭のテーマはシューベルト。早くから公演プログラムをチェックしていたのですが、どうも決め手に欠け、いや公演内容のせいではなく、わたくし自身がもたもたとしていただけなのですが、結局チケットを買い求めませんでした。
シューベルトと云いますと、まず歌曲王の異名があるほど、歌曲作曲における功績が大きいのですが、その他、ピアノ曲、室内楽曲、交響曲、オペラに教会音楽と、わずか31年の生涯でありながら、あらゆるジャンルに渡り多作しております。
わたくしは、彼の楽曲を多く聴いてきたわけではございませんが、わたくしにとってのシューベルトと云えば長らくは、交響曲9番(最近はスケッチしか残されていないホ長調曲・作品D729から交響曲としての通し番号「7番」を外すことが主流になっており、よってロ短調未完成交響曲を従来の8番から7番へ繰り上げ、この9番も8番へと変更されております。ただし長年親しまれた番号を変更するのはいかがなものかという意見も多くあるようです。)ハ長調「ザ・グレート」作品D944のことでございまして、いろいろな演奏を楽しんでまいりました。
ところが最近、ひょんなことで彼の第2交響曲(変ロ長調、作品D125)を聴きまして、その爽やかな5月の風のような楽曲に心奪われたのでした。
(下に、CDへのリンクを追記いたしました。'08.5.7.)
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"黄金のような子供時代の心(2)"
Sep '06, @Hakujyu-hall, Yoyogi.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 85mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 SuperPresto @EI 1600, dev in Kodak X-tol (1:3)
Forte Polygrade RC, Semi-matt, dev in Home brewed D-72 (1:2)
Thanks Akashi-san for the permission of the rights to your portrait use.
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Sep '06, @Hakujyu-hall, Yoyogi.
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職場の半期末決算のためしばらく更新をサボっておりました。
去る24日(日)は、6月に収録し、7月から8月に自宅で編集作業を行ってきました友人のCDの発売記念コンサートでした。クラシック・ギタリスト、明石現さんの3枚目となる今回のCD、2000年初頭に収録した1stCDからずうっとお手伝いをさせてもらっているのですが、その彼のこれまでのキャリアの集大成的なアルバムになったのではないでしょうか。
演奏曲の作家はアグスティン・バリオス(パラグアイ1885-1944)、フレデリック・ハンド(米国1947-)、アーネスト・シャンド(英国1868-1924)、フランシス・クレンジャンス(仏1951-)など。ギターという楽器はその奏法面で、なかなか一般的な(クラシック)作曲家による編曲が難しいため、演奏家作曲家という2足草鞋のスタイルが多く、クラシック音楽ファンにおいても馴染みのない作曲家名が連なることが多いのですが、上記の19世紀末から前世紀に活躍された作家はみな、ほんとうに素晴らしい旋律をギターならではの編曲とともに生み出してきた超一流のアーティストであることが解ります。
24日の明石さんの演奏も、この素晴らしい作家陣の楽曲を中心に、ソロと、これまた素晴らしいギタリスト兼編曲家の竹内永和さんとの2重奏で聴かせてくれ、僕たち聴衆すべての心を洗うようなひとときを与えてくださいました。
2年ほど前よりスペインの地で大成功を収めている明石さん。そのスペインを代表するノーベル文学者ヒメネスの言葉より、今回のCDのタイトルが与えられております。
「黄金のような子供時代の心」

演奏:明石現 (ゲスト:竹内永和) シュピーゲル・レコーズ SPCD-5
1. カヴァティーナ(S.マイヤーズ)
2. 森に夢見る(A.バリオス)
3. レスリーの歌(F.ハンド)
「子供の領分」(F.クレンジャンス)より
4. オーロラ
5. シャンソネット
6. ロマンティックなワルツ
7. アリエッタ
8. ニュー・シネマ・パラダイス(E.モリコーネ/竹内永和)
9. 初恋(E.モリコーネ/竹内永和)
10.あなたと一緒に(F.クレンジャンス)
11.忘れられたメロディー(E.シャンド)
12.フィリス(E.シャンド)
13.小鳥たちの大聖堂(J.L.メルリン)
14.祈り(F.ハンド)
15.エチュードNo.19(F.ソル)
カバー・ペインティングは世界的に活躍されている画家、丸山直文氏の「Spring」より。
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