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June 13, 2010
  お父さんはそんなことお前に教えた覚えはない。

昨日八歳となった娘に、どこか行きたいところはないかと問いますと、浅草のでっかい提灯がみたいとのこと。
下町はいいぞとか、浅草はおもしろいだとか、隅田川は最高だなどという教育は決してしておらず、お父さんが撮った雷門の写真とかを額装して部屋に飾ってあったり決してしてはいないのですが、何処から斯様な発想がでてきたものなのか不思議であります。

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February 1, 2010
  あの兄弟の小さいほうは船に乗って世界を駆け巡った

アコーディオンは船乗りたちによって世界中に広められたと彼女はお話しされておりましたが、それでは何故アコーディオンが船に乗っていったのかと疑問に思ったのです。狭い船内に持ち込みやすい小型の楽器といえばギターなどが思い浮かぶものですからね。ところが彼女が弾くアコーディオンの音を聴いているうちに、オルガン?って、ふと思ったのでした。

iwaki10013003s.jpg京島のLOVEGARDENにて、またまた素敵なフライトがあるとのことで1月30日に行ってまいりました。今回はアコーディオン・ソロ、岩城里江子さんのライブでした。
岩城さんが弾かれる楽曲を聴きながら、わたくしは時折アイルランド、クロンマクノイズの初代ケルト統一王になったり、ハワイイのさとうきび畑で収穫をする農夫になったり、メコン川をくだる船頭になったり、はたまたシシリー島では映写技師になってみたりと世界中を駆け巡ったのでした。

ところでアコーディオンという楽器はそのからだに不似合いなほど大きな音もでてきます。それで和音がなると、ぶわっと会場が音で満ちてしまう。またとてもとても繊細な音量で、みんなの意識を惹き付けながら、ふわっと耳を包み込んでくれるのです。これは楽器がもつ性格でもありながら、それを表現のなかにしっかりと自分の音として具現化させる岩城さんのプレイに依るところが大きかったのだと思います。そんなアコーディオンの音を聴いていましたらオルガンの音色と表現の幅を思い出したのでした。

もしかしたらヨーロッパの船乗りたちは、長旅の船上でも教会のスケジュールを執り行っていたのではないか、そのためにオルガンを持ち運ぶことはできないのでアコーディオンで代わりを行なったのではないか、、、そんなことを考えたのですよ。そもそもアコーディオンとオルガンは同じ仲間の楽器(発音原理)なのですからね。音色も似ていて当然なのです。
ということで、そんなことはなかったのだろうかと帰宅後にネットを巡ってみましたら、やっとバンドネオンを紹介したwikiのページに「野外での教会の儀式で、パイプオルガンの代用に使われたということである。」とあったのでした。野外かぁ、それが船上であってもいいかもしれない、、、と一人勝手に納得させたのでした。


関連エントリー
●LOVEGARDEN: Rieko Iwaki ノスタルジー♬

●らくん家: ブルームーンの夜@ラブガーデン

●漂泊のブロガー2: アコーディオンソロ@京島

●東京クリップ: ブルームーン@京島

●af_blog: 時間

●MyPlace: 岩城里江子 Live in Love Garden

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November 23, 2009
  あはれ濹東に峻絶塔哀し、されどL.G.HAUS楽し也

Makalani @ L.G.Haus13

生活のかほりが路地にまで浸みでてきている街を歩くのは心地よいではないですか。
東武亀戸線、小村井駅を降り、文花から京島へ。表通りを避け、裏道を抜けてゆきますと、ときおり家と家の間から建設中の濹東峻絶塔の姿が、もう陽の落ちた晩秋の夕景色、街景色を脅嚇するがごとく現れてまいります。

21日の土曜はリニューアルとなりました京島のLOVEGARDENへ。詳細は此処其処、そしてもちろん何処(?)でもご覧いただけますように、Makalaniさんの匂いやかな歌と開放弦の豊かな響きを活かしたスラック・キー・ギターの和音は、此処京島にゆるやかに響き、たゆたう時間の流れを堪能させていただきました。

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November 30, 2007
  墨東の記 その(2)

東向島に訪れましたその翌日、午前中から休日の誰もいないオフィスで少し仕事をしまして、天気もよろしいので午後は再び墨東へゆくことにしました。
ところでこの日、毎年行われ、会社近くがそのコースになっております東京国際女子マラソンが開催されておりましたので、昼少し過ぎにスタートした選手のうち、首位の選手が戻ってくるころ、コース脇の歩道へゆき一時の観戦を楽しんだのでした。
其処は38キロ地点にあたりまして、優勝しました野口選手は既にスパートをかけ、2位のケニアの選手を引き離しにかかっておりました。野口選手は大きなストライド走法が特徴と云われておりますが、ほんとうにダイナミックでして、かつ素人判断ですが恐らくは腰の位置がブレないのでしょうね、スゥーと滑るかのように目の前を通り過ぎてゆくその姿、殊の外美しかったのでした。

そんなこんな、しばらく通過する選手たちに頑張れとエールを送っておりましたので、すっかり墨東ゆきの出足が遅れてしまいました。
この日は前日と経路を変えまして、地下鉄を乗り継ぎ、都営浅草線の押上駅で降りてみました。拙ブログへコメントをお寄せくださるbraryさんの興趣尽きぬエントリー「秋の曳船界隈」を既に読んでおりましたので、わたくしも押上から歩き始めてみようと真似をしたのです。

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November 27, 2007
  墨東の記 その(1)

新規の写真をアップできませんので、先々週末に訪れた墨東について記しておきます。
思えばおよそ1年前、お世話になっております烏山在住の写真家Sさん宅にて、「墨東綺譚(注:エントリー末参照)」を肴に飲む会がございまして、わたくしが遅れて到着しますと、地下の撮影スタジオで行われておりました鑑賞会、新藤兼人監督、津川雅彦、墨田ユキ主演の映画(DVD)は既に終りかけておりましたが、その後みなで持ち寄りました摘みと酒での会を楽しく参加したのが、墨東を撮ってみようかなと考えたきっかけでございました。

ところで様々な街歩き系写真ブログを見ておりますと、やはり墨東は定番と云いますか、みなさん撮っていらっしゃる。これはやはり荷風の作品と、木村聡氏の本が大きく影響しているのでしょう。
小林信彦氏は、敗戦直後のブームや、岩波からの全集が「東京オリンピックにともなう<町殺し>の時期」に出たこと、さらには昨今のことを挙げ、

永井荷風は東京が破壊される時に必ず読まれる

と記していますが、なるほどよく解ります。(イタリックの箇所は「昭和の東京、平成の東京/筑摩書房/2002」より引用)

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