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May 12, 2008
  川からは空が見えるのが望ましい(18)

日本橋をくぐった後は、江戸橋、鎧橋、茅場橋と進んでゆきます。その先の右岸、亀島川への分流地点には、この日本橋川から、亀島川側の様子がほとんど窺えないほどの巨大な水門(日本橋水門)が聳えております。そしてその水門のあたりで、この川の上空部にはばったく乗っかっておりました首都高速道路は左岸のほうへ逸れてゆき(高速道は)箱崎に向かいます。船に乗るわたくしたちがホッとした瞬間でございました。

そして霊岸島(現中央区新川)と箱崎を渡す湊橋をくぐりますと、その先に、日本橋川の終点、すなわち隅田川が見えてまいります。

今回の写真は、その河口、日本橋川最下流に架かる橋、豊海橋でございます。
はぁ、気持ちいい。


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"水路をゆく/日本橋川/豊海橋"

Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)

6:59 PM permalink | comments (4) | trackbacks (0)

May 9, 2008
  川からは空が見えるのが望ましい(17)

それでも日本橋の欄干彫刻は僅少の間から天に向かって屹然としていたのでした。


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"水路をゆく/日本橋川/日本橋(2)"

Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 28mm f2.8 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)

1:07 AM permalink | comments (6) | trackbacks (0)

May 7, 2008
  川からは空が見えるのが望ましい(16)

それは分厚い鉄板とコンクリートによって上空部を覆われておりました。そして、その上空部を支える3本の柱が開けた視界を阻んでおりました。

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11:59 PM permalink | comments (2) | trackbacks (0)

January 24, 2008
  川からは空が見えるのが望ましい(15)

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"水路をゆく/日本橋川/常磐橋"

Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)

日本橋川がJR(中央、山手、京浜東北各線、東北上越新幹線)の鉄橋をくぐり、すぐのところに「新常盤橋」。
それに次ぐ下流に、左岸・千代田区日本橋本石町2-1と右岸・同区大手町2-7を結ぶ「常磐橋」が架かっております。左岸に沿う外堀通りの向こう側には日本銀行があり、まさに東京の中心地の一部でございます。その左岸側の橋詰は外堀通りの歩道、そして橋の入口に白いポールがいくつか並び、車両は進入できません。また右岸側は公園になっているため、その側からも車両の進入ができなくなっております。
この「常磐橋」は明治期(に改架されました)の洋式石橋で都の指定文化財になっております。その姿は日銀旧館の石造りの建物とよくマッチしているのですが、なにせ頭上に首都高速道路が架かっておりますので、景観に関しては何をか言わんやでございます。

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11:59 PM permalink | comments (0) | trackbacks (0)

January 13, 2008
  川からは空が見えるのが望ましい(14)

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"水路をゆく/日本橋川/雉子橋~一ツ橋"

Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)

このあたりから錦橋にかけての右岸(千代田区九段南1丁目~一ツ橋1丁目)には、江戸期の石垣が残されています。
さらにこれらの石には印や紋が打ってあり、石組みと合わせて、その岸にあった家を示していたのだそうです。
コンクリートだけの殺風景な護岸を見てきましたので、この石垣を見た途端、とても心地よくなりました。

<参考>
日本橋川について:「川の地図辞典」内 現在地図:p22~p23、 解説:p31

1:53 AM permalink | comments (8) | trackbacks (0)

January 7, 2008
  川からは空が見えるのが望ましい(13)

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"水路をゆく/日本橋川/西神田ランプ"

Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)

両の護岸、頭上をゆく首都高速により、ぐおおんと、船のエンジン音が響いています。

6:08 PM permalink | comments (2) | trackbacks (0)

July 14, 2007
  日本橋魚河岸

前回のエントリーにて、わたくしの祖父は魚河岸で働いていたことを、築地に移ってからは仲買人として、まだ河岸が日本橋にあったころは、卸し会社の社員であったと記しました。日本橋には魚河岸があったのですね。

日本橋の河岸は現在の日本橋室町1丁目を中心に、さらには現三越新館が建っております本石町1丁目あたりまでのかなりの範囲に広がっていたそうで、往時の活況ぶりが伝わってきます。
「半七捕物帳」の岡本綺堂は「魚河岸の一年(風俗江戸東京物語 河出文庫に所収)」という随筆を書いておりまして、明治のころの日本橋河岸の様子がたいへんよく解ります。
「お江戸の中央(まんなか)といえば日本橋、江戸ッ子の標本(みほん)といえば魚河岸の大哥(あにい)。(「魚河岸の一年」より引用)」でありまして、ここと、吉原だけは別世界、別天地と綺堂は書いております。
またこのころは冷凍技術や、大型冷蔵庫もなかったのでしょう。春以降は魚の鮮度をいかに保つのか、生簀に活魚を放つのは、こういった面での工夫だったようです。

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11:59 PM permalink | comments (2) | trackbacks (0)

July 12, 2007
  祖父の顔、祖父の写真

わたくしは祖父の顔を知りませんでした。母方の祖父のことです。いや、写真では見たことがあったかもしれません。しかし幼かったころ、少年だったころを通じて、わたくしにとっての祖父は、実の祖父が亡くなった後に祖母が再婚した人がそうでありまして、実の祖父の顔姿に興味を持ったことがなかった、というのが実際のところです。そのことは、わたくしにとっての祖父から、わたくしが充分な愛を感じ育つことができた幸福からくるものであったと思っております。
実の祖父は、わたくしが産まれる前、昭和37年に亡くなっております。

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6:56 PM permalink | comments (8) | trackbacks (0)

June 15, 2007
  霊岸島を歩く

予報では曇り空が続くはずの日でした。ところが朝から雲の切れ間には美しい青が見え、このまま晴れ渡ったらさぞ素敵な光に満ちた日になることでしょう。
午前中、仕事の納品物を取引先へお届けにあがり、昼はその近くでと考えておりましたら、朝期待しましたとおり、初夏を思わせる光に、思わずコンビニでおにぎりと茶を購入、取引先近く隅田川の川辺でいただくことに致しました。(こういうとき弁当を買ってしまいますと空き箱の処理に困りますので、使用済み包み紙(ポリ)を鞄に仕舞えるおにぎりが宜しいのです。)

ここはかつて霊岸島と呼ばれた処、北に日本橋川、東に大川(隅田川)、西側から南へと折れるかたちで亀島川に囲まれた、もともとは江戸中島と云う大川の中州で、江戸期に埋め立てられた人工の島でございます。かつては廻船の船着場を多く抱え、上方から卸される下り酒(と呼ばれた酒)を扱う問屋で賑わったとのことであります。
現在は中央区新川1丁目、2丁目となり、オフィスビルの建ち並ぶ地区。
わたくしが昼食をとりましたところから、左方、上流側を見れば大川を跨ぐ永代橋。その橋を越えると深川でございます。

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下流を見れば中央大橋が架かり、その橋の行く先に佃島。佃2丁目に聳える高層ビル群が大川に影を落としております。

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亀島川も都内の多くの堀川と同じく、コンクリートの護岸に囲まれ、なかなか撮影には厳しいようです。唯一絵になるところと云いますと、桜通りが亀島川を跨ぐ「南高橋」を含めて、ということになるでしょうか。
さて、本日は仕事の合間を利用しての散策でございましたので左程時間もなく、堀川をぐるりと周って、お終いでございます。
最後に、新川1丁目と2丁目を分かつ明正通りを歩いていますと、文庫と新書だけの古書店を見つけました。

・今は幻 吉原のものがたり / 近藤富枝著(講談社文庫)
・新編 近代美人伝(上、下) / 長谷川時雨著、杉本苑子編(岩波文庫)

を購入いたしました。
「今は幻~」、近藤富枝さんは、このような小説もお書きでしたか。衝動買い。
「近代美人伝」、これ欲しかったのです。

11:28 PM permalink | comments (2) | trackbacks (0)