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   <title>Across the Street Sounds</title>
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   <title>川からは空が見えるのが望ましい（１７）</title>
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   <published>2008-05-08T16:07:32Z</published>
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      <![CDATA[それでも日本橋の欄干彫刻は僅少の間から天に向かって屹然としていたのでした。


<a href="http://across.mniijima.com/img/st_nhb071006l.html" onclick="window.open('http://across.mniijima.com/img/st_nhb071006l.html','popup','width=427,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img border="0" src="http://across.mniijima.com/img/st_nhb071006l-thumb.jpg" width="320" height="480" alt="" /></a>

(click on the image for enlarged)

<strong>"水路をゆく/日本橋川/日本橋（２）"</strong>

<span style="line-height: 120%; font-style: italic; font-size: normal;">Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 28mm f2.8 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)</span>

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   <title>川からは空が見えるのが望ましい（１６）</title>
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   <published>2008-05-07T14:59:00Z</published>
   <updated>2008-05-07T17:23:47Z</updated>
   
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それは分厚い鉄板とコンクリートによって上空部を覆われておりました。そして、その上空部を支える３本の柱が開けた視界を阻んでおりました。








      <![CDATA[ようやっと、此処まで辿り着きました。
此処はお江戸のまんまん中、日本橋でございます。


<a href="http://across.mniijima.com/img/st_nhb071005l.html" onclick="window.open('http://across.mniijima.com/img/st_nhb071005l.html','popup','width=640,height=427,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img border="0" src="http://across.mniijima.com/img/st_nhb071005l-thumb.jpg" width="480" height="320" alt="" /></a>

(click on the image for enlarged)

<strong>"水路をゆく/日本橋川/日本橋（１）"</strong>

<span style="line-height: 120%; font-style: italic; font-size: normal;">Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 28mm f2.8 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)</span>


これまでの経緯、

・<a href="http://across.mniijima.com/2007/10/post_172.html">川からは空が見えるのが望ましい（１）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/10/post_173.html">川からは空が見えるのが望ましい（２）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/10/post_174.html">川からは空が見えるのが望ましい（３）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_175.html">川からは空が見えるのが望ましい（４）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_176.html">川からは空が見えるのが望ましい（５）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_177.html">川からは空が見えるのが望ましい（６）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_178.html">川からは空が見えるのが望ましい（７）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_181.html">川からは空が見えるのが望ましい（８）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_182.html">川からは空が見えるのが望ましい（９）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_183.html">川からは空が見えるのが望ましい（１０）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_184.html">川からは空が見えるのが望ましい（１１）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2007/11/post_185.html">川からは空が見えるのが望ましい（１２）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2008/01/post_197.html">川からは空が見えるのが望ましい（１３）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2008/01/post_199.html">川からは空が見えるのが望ましい（１４）</a>
・<a href="http://across.mniijima.com/2008/01/post_203.html">川からは空が見えるのが望ましい（１５）</a>

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   <title>快速の気持ちよさ</title>
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   <published>2008-05-06T14:59:00Z</published>
   <updated>2008-05-08T01:47:58Z</updated>
   
   <summary>黄金週間を終えようとしています。後半、関東地方はどんよりとした雲に覆われた日が続...</summary>
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         <category term="classical music" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[黄金週間を終えようとしています。後半、関東地方はどんよりとした雲に覆われた日が続きましたが、最後の本日は素敵な青空を目にすることができました。昨今、この黄金週間に合わせ、東京有楽町ではラ・フォル・ジュルネという音楽祭が開かれております。（音楽祭につきましては<a href="http://www.lfj.jp/lfj_2008/" target="_blank">ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008公式ウェブサイト</a>をご参照ください。）　１公演、約４５分程度のものが求めやすい価格で販売され、朝から晩まで、いろいろな公演を梯子できるのがこの音楽祭の魅力なのではないでしょうか。
今年の音楽祭のテーマはシューベルト。早くから公演プログラムをチェックしていたのですが、どうも決め手に欠け、いや公演内容のせいではなく、わたくし自身がもたもたとしていただけなのですが、結局チケットを買い求めませんでした。

シューベルトと云いますと、まず歌曲王の異名があるほど、歌曲作曲における功績が大きいのですが、その他、ピアノ曲、室内楽曲、交響曲、オペラに教会音楽と、わずか３１年の生涯でありながら、あらゆるジャンルに渡り多作しております。
わたくしは、彼の楽曲を多く聴いてきたわけではございませんが、わたくしにとってのシューベルトと云えば長らくは、交響曲９番（最近はスケッチしか残されていないホ長調曲・作品D729から交響曲としての通し番号「７番」を外すことが主流になっており、よってロ短調未完成交響曲を従来の８番から７番へ繰り上げ、この９番も８番へと変更されております。ただし長年親しまれた番号を変更するのはいかがなものかという意見も多くあるようです。）ハ長調「ザ・グレート」作品D944のことでございまして、いろいろな演奏を楽しんでまいりました。
ところが最近、ひょんなことで彼の第２交響曲（変ロ長調、作品D125）を聴きまして、その爽やかな５月の風のような楽曲に心奪われたのでした。

（下に、ＣＤへのリンクを追記いたしました。'08.5.7.）]]>
      <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soundofsilenc-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00005MIZU&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="left"></iframe>実演でも彼の初期交響曲に触れる機会はあまりございません（やはり５番、未完成、わたしの好きなグレートあたりがコンサートの定番でしょうか）が、ＣＤの交響曲全集を買ってきまして、有楽町には行かず、自宅でシューベルトの日々を送る黄金週間なのでした。
購入したＣＤはリッカルド・ムーティ指揮、ウィーンフィルによる1986年から93年の間に収録されていった全集盤です。
<strong>（左に設けましたアマゾンへのリンク。わたくしはＵＫ盤を中古で安く購入したのですが、新品の場合、ＵＳ盤のほうが安いようです。そちらへのリンクも「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000BUEGFY?ie=UTF8&tag=soundofsilenc-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000BUEGFY" target="_blank">ココ</a>」に貼っておきます。）</strong>


この第２交響曲の堂々とした序奏から始まる第１楽章からは、わたくしどうしてもモーツアルトを連想してしまうのです。シンコペーションのリズムを伴いました快速の爽やかさであります。
２楽章は変奏曲。このスタイルはハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと１８世紀の大家たちが得意にしていただけあり、１８歳のシューベルトの完成度にはまだまだなところがあるのは事実ですが主題メロの素晴らしさは、さすが歌曲王であることを感じます。
３楽章メヌエット。彼は懸命にもこれを短調で始めます。これでぐうっと深みが増し、そして向かえる長調へ戻ってのトリオ部、ここで２楽章の主題メロが回想的に現れ全曲の統一感を引き締めます。
終楽章は１楽章に似たつくりで快速の気持ちよさ。くり返しくり返し陶酔的に旋律が現れてくるシューベルトお得意の終楽章。気持ちいいのでございます。

そして２番だけでなく「ハマった」のは、第１交響曲ニ長調D82。寄宿制神学校時代の１６歳、サリエリに指導を受けていたときに提出した力作です。これまた堂々たる序奏で始まる第１楽章。第２主題のメロの美しさといいましたら例えようがありません。そしてその展開に伴う和声のうつろい。歌曲王すなわちメロディメーカーとしての才、そして魔術的な和声の使い手であること、これらシューベルトが後世に残した偉大な姿の萌芽がすでにこの楽章に現れていることは驚嘆せざるを得ません。
２楽章アンダンテの美しさ。ムーティの棒はていねいに歌い上げ、ウイーンフィルがそれに応える、ときおり短調に転じる調の魅力とともに珠玉の時間。
弦が歌い上げるメヌエット３楽章。その合間に挿される木管楽器の愛らしさも、これら音色機能を充分に使いこなしたシューベルトならではのこと。そしてウィーン・フィルの木管！　中間部トリオはレントラー的舞曲です。
終楽章は相変わらずくり返しの美学。ところでいくらアカデミックな教育を受けていたといっても１６歳の少年シューベルト。「モーツァルトのようなチョー・カッチョイイ曲を書いてやる」みたいな気負いがあったと思うのですよね。この楽章ではその若さ溢れる格好良さに惹かれてしまいます。はあ、気持ちがいい。]]>
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   <title>うつくしい本たち</title>
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   <published>2008-05-01T15:18:49Z</published>
   <updated>2008-05-01T15:37:52Z</updated>
   
   <summary>柳橋を撮影対象としましてから、興味を覚え、そして読みました幸田文さんの「流れる」...</summary>
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      <![CDATA[<a href="http://across.mniijima.com/2006/12/post_60.html">柳橋</a>を撮影対象としましてから、興味を覚え、そして読みました<a href="http://across.mniijima.com/2006/12/post_62.html">幸田文さんの「流れる」</a>。その文体にすっかり惚れ、その後いくつかの彼女の小説、随筆を読みました。幸田さんの本は、装丁が美しく、所有するのは文庫ではなく、是非単行本だと、そして「きもの」という作品は殊更にその思いが強く、美本を求めて、まだ手にしていなかったのであります。

先日<a href="http://across.mniijima.com/2008/05/pp_et_nido.html">neonさんの、nidoとのコラボ作品展</a>に伺いましたとき、折しもあれ、谷根千界隈では、一箱古本市が開催されておりまして、わたくしの読書にかかせない情報をくださる、<a href="http://tokyo-clip.cocolog-nifty.com/tclip/" target="_blank">じんた堂さん</a>も出品されておりました。
じんた堂さんの一箱のお店には、なんと新刊書であります「<a href="http://across.mniijima.com/2008/01/post_198.html">川の地図辞典</a>」も置かれていました。傍らにはちらしも用意されている周到ぶりに驚き、そして喜ばしい気持ちへと導かれたのでした。


さて、じんた堂さんの一箱には、お父さんの趣味本として、戦前戦後のカメラの本、２眼レフを紹介する本であったり、写真（撮影技）術の本がございました。中味を拝見しますと、そんな時代の本とは思えないようなきれいな図、写真が挿されており、驚嘆したのですが、それらお父さんの趣味本は購入せず、お母さんの趣味本として出品されておりました幸田文さんの「きもの」がとてもきれいでしたので、これはセットで読んでくださいと仰るじんた堂さんの推薦の言葉に釣られまして、露伴の孫、文の子である、青木玉さんと、京都の染屋、吉岡幸雄氏との対談本「きもの暮らし（ＰＨＰ研究所刊）」を併せて購入してまいりました。ちょうど玉子さんの「小石川の家」を読み終えたところでしたので、気分も盛り上がり、読書を進められそうでございます。


<img border="0" alt="kosho080501.jpg" src="http://across.mniijima.com/img/kosho080501.jpg" width="300" height="200" /> 
<img border="0" alt="kosho080503.jpg" src="http://across.mniijima.com/img/kosho080503.jpg" width="240" height="200" />


それにしても、文、玉、両氏の本はほんとうにきれいです。次には玉子さんが、母・文が遺した着物を手にし、再び活きた美しい着物となってゆくことを記したそうな「幸田文の箪笥の引き出し」を是非手にしたいと考えているのです。
ところで、じんた堂さんには御土産というにはもったいないほどの品をいただいてしまい、お世話になってしまったのでした。ありがとうございました。


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   <title>遅々として、すすめすすめ（３）</title>
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   <published>2008-05-01T03:55:38Z</published>
   <updated>2008-05-01T03:56:41Z</updated>
   
   <summary>そういえば、「遅々として、すすめすすめ」というシリーズのエントリーが途中でござい...</summary>
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      そういえば、「遅々として、すすめすすめ」というシリーズのエントリーが途中でございました。
所用を終え、中板橋駅に戻ってきましたわたくしは、昼どきの空腹を堪えきれず、ここで食事を摂ることにいたしました。踏み切りを渡りました駅北側は賑わった商店街になっておりましたので、きっとなにかあるであろうとウロウロしておりますと古着屋を発見。おもわず５００円でＧジャンを衝動買いしてしまいました。決して高円寺や下北沢にあるような古着屋を想像してはいけません。ここは中板橋、「なかいた」商店街なのですから。そして店の奥には和服もたくさん掛かっていまして、時間があるとき、再訪してみたい店なのでございます。
さて、寄り道をしてしまいましたが、よさそうな食事処はすぐに見つかりました。店の前で、キムチやナムルを売っている韓国料理屋さんからよい匂いが香ってきたのですから。
店内には子連れのお母さん二組、そして恐らくはリタイア後の余生を楽しんでいらっしゃるような二人組みのオジサン。お母さんたちははしゃぐ子供を気にしてオジサンたちに謝っていらっしゃいますが、オジサンたち、ひとりは瓶ピール、もうひとりはチューハイと昼から景気よく、子供は元気が良いのが一番とにこやかです。そんなほのぼのとした店内の雰囲気に心地よさを覚え、わたくしは半熟の目玉焼きがのったキムチチャーハンをいただき、おいしいお昼のひとときを過ごしたのでした。
食後は爛漫に咲くさくらを見に、石神井川のほとりへ。深く掘られ、コンクリートに固められた護岸。都内のどことも変わらぬ川風景。すこし上流にはほぼ９０度に川が折れ曲がるところが見え、神田川の大曲を思い出したのです。
ここから西に、環状７号も超えますと、常盤台という街に至ります。其処も散歩するには楽しそうな住宅地のようですので、機会あれば訪れてみたいと、あまり詳しくない板橋区の有様に興味が芽生え始めたのでした。

（了）
      
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   <title>pp et nido展</title>
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   <published>2008-04-30T17:03:49Z</published>
   <updated>2008-05-01T15:14:37Z</updated>
   
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      <![CDATA[４月の中旬に、

pp et nido

と題された展覧会の葉書が届きました。わたくしが大好きなneonさんこと、大倉ひとみさんの作品展の案内でございました。そして、かつて中藤毅彦さんの写真展ですてきなコラボレーションをされていた谷中のnidoで、今度は、考えただけでわくわくしてしまうneonさんとのコラボが拝見できるというのです。

ppとnidoと題されているようにneonさんの作品は「ピアニシモな建築たち」なのでありました。nidoの素敵な額に飾られ、neonさんが惚れ、そして温められた建築は小さな小さなサイズではございましたが、そこから立ち昇る小さな町の空気、外壁の匂い、そういったものが発散してくる濃密な作品群でございました。
またトイピアノの上に飾られましたジュエルケース的なボックス、その中に納まる、これまた可愛らしい絵の数々は圧巻で、手にとって遊んでくださいと気さくな声をかけてくださるneonさんのお言葉に甘えて、掌のなかでそれらあてはかな作品を転がしてみたのでした。


（※追記：nidoの雰囲気、そしてトイピアノの上で踊る作品たちの圧巻の様子はneonさんのブログ・エントリーから垣間見ることができます。「N的画譚：<a href="http://neontica.blog51.fc2.com/blog-entry-215.html" target="_blank">pp et nido～ピアニシモな建築たち～　始まりました</a>」）


作品展はゴールデンウィークいっぱいの５月６日まで開かれております。みなさまも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

＠<a href="http://homepage3.nifty.com/nido/" target="_blank">nido</a>（11:00～20:00　水曜休み）


<img border="0" alt="ppetnido0804.jpg" src="http://across.mniijima.com/img/ppetnido0804.jpg" width="300" height="200" />

（手元に届きました素敵な案内状。宛名面には楽譜がテクスチュアとしてありましたので、倣って譜を敷いてみました。）
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   <title>こういうときに、</title>
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   <published>2008-04-25T08:27:28Z</published>
   <updated>2008-04-25T16:02:54Z</updated>
   
   <summary>こういう日にかぎって、写真機を持っていない。 １９世紀の楽器はすこぶる美しいので...</summary>
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      <![CDATA[こういう日にかぎって、写真機を持っていない。
１９世紀の楽器はすこぶる美しいのであります。


<img alt="cembalo080425.jpg" src="http://across.mniijima.com/img/cembalo080425.jpg" width="180" height="240" />


<em>Taken with my ケータイ</em>
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   <title>遅々として、すすめすすめ（２）</title>
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   <published>2008-04-24T04:41:15Z</published>
   <updated>2008-04-24T04:44:06Z</updated>
   
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      平日のお昼どき、郊外へ向かう各駅停車の車内はすこぶる空いておりましたが、空いた席に腰を下ろさず、ドアの傍で車窓からの景色を眺めやっておりますと、この沿線、殊の外、さくらが多く見えることが印象的でございました。葉に覆われてしまったり、葉も落ちてしまった季節ならば気付かなかったでしょう。爛漫に咲き誇るこの時期であったからこその、いっときの至福でございました。
さて、池袋を経った各駅停車は、ほどなく中板橋駅に到着いたしました。

用事は駅の南側、川越街道のほうへ向かったところでしたが、ああ、此処は近くを流れる石神井川から水を引いた水路でもあったのではないかしらと思えるような道があったり、こんもりとした丘状の頂上に立派なお屋敷が建ち、おそらくかつてはこのあたりの名主さんだったのではなかろうかと、思いを馳せながら、目的地までの道のりを楽しんだのでした。


（続く）
      
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   <title>遅々として、すすめすすめ（１）</title>
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      多忙を理由に、更新をサボっております。それでもアクセスカウンターは徐々に徐々にカウントを重ねていることに焦燥の念を禁じえなくなりましたので、すこしづつ書いてゆこうと思っております。

この有様でございますから、話しは、少し前のことになります。まさに桜花が最盛のころのことです。
所用がございまして、普段あまり馴染みがございません中板橋というところまでゆくことになりました。これまた馴染みのない東武東上線に乗り池袋駅を出発いたしますと、普段電車の車窓からの景色といえば高架か、地下か、極端な位置からしか見ていないことを意識いたしました。もっとも地下を走る電車からは、コンクリートの壁しか見えないのではございますが。



（続く）
      
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   <title>散りゆく桜花に、もんじゃと佃煮。</title>
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   <published>2008-04-07T14:27:27Z</published>
   <updated>2008-04-07T14:30:17Z</updated>
   
   <summary>佃小橋・西詰めのさくらは、枝垂桜であったと、佃に訪れて間もないわたくしは、昨日は...</summary>
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      佃小橋・西詰めのさくらは、枝垂桜であったと、佃に訪れて間もないわたくしは、昨日はじめて気付いたのでした。

もんじゃを食べにゆこうよ、と娘を半ば強引に誘い、ふたりで月島西仲通り商店街へ繰り出しました。折しも地元の方々によります「花まつり」が行なわれており、鼓笛隊などが商店街をパレードしておりました
日頃テレビを見る習慣がないものですから、すっかり忘れておりましたが、既にこの４月から始まっております新しい連続テレビ小説の舞台が、月島、佃島であったのでした。そのドラマを見て、この週末はと繰り出す人々で賑わっているのかな、と思いきや、左程ではございませんで、いつもの週末の人出くらいであったでしょうか。

食後は、これは高速道路？　と尋ねる娘に、これは川を越える橋だよ、ついでにあっちの道路も越えて、、、と応えながら、佃大橋をくぐり、佃１丁目へ。
佃掘の端を見せ、川の終点だよと教えるも、娘の興味は、そこに隣接する児童公園にあるようで、滑り台、ぶらんこ、シーソー、鉄棒、そして檻で囲まれた砂場と、ひととおり遊んでゆくのでした。遊具に飽きますと今度は、散った桜のはなびらを小さな掌いっぱいに集め、それを佃掘へ、紙ふぶきでも投げるかのように舞わせて遊びはじめました。
桜花は、もう半ば散っており、満開の美しさを望めないのは百も承知ではございましたが、それでも尾崎波除稲荷脇の１本だけはちょうど良い加減で、娘を遊ばせたまま、わたくしはその木の下のベンチで、穏やかな陽を浴びて寛ぐよい時間を過ごしたのでした。

実家の父がうまい佃煮を食べたいと云っていたのを思い出し、うちの、と云いますか、わたくしの分と併せて、今回は丸久さんで「はぜ」のものを一ト掬い、いただいてきました。
佃煮は、もちろん熱々のご飯との相性は云うまでもございませんが、わたくしは、つけたお銚子の友にするのでいけません。

そして階段を昇り、隅田川へ。娘ははじめて見るのでしょう、日曜ですから仕事の船はいなかったものの、屋形船、水上バス、個人のクルーザーや小さな釣り船など、たくさんの船が往来する川。
娘は、昨年、通っている体操クラブの（親は同行しない）１日キャンプ（遠足？）で、横須賀の猿島へ行ったとき、渡しの船（高速船）が相当気にいったらしく、以来船好きになったのは、やはりわたくしの血をひいているからでしょうか。
そんな娘には、今度機会があれば、人生スピードだけじゃぁないんだよと、和舟に乗せようとけしかけているのです。

      
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   <title>くるくるころころと、</title>
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   <published>2008-04-03T17:25:50Z</published>
   <updated>2008-04-03T17:28:13Z</updated>
   
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      両脇をビルに囲まれた交通量の多い坂道。そこを登っておりますと、いまさっき、わたくしが越えた交差点の信号が赤にでもなったのでございましょう、車の流れが途切れたのです。
その刹那、ぴゅううっと一陣の風が坂道を駆け上ってまいりました。
すると同時に外濠公園から吹雪いた、許多のそめいよしののはなびらが、くるくるころころと、薄桃のからだを縦にし、まるで小さな小さな車輪のように、くるくるころころと、列を成して、上り坂を回転しながら、わたくしの足下を超えてゆきました。
春の風は、そんな楽しい光景を運んできてくれたのでした。
      
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   <title>むらさき</title>
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   <published>2008-03-24T10:19:28Z</published>
   <updated>2008-03-24T10:24:51Z</updated>
   
   <summary>すこしの寒さが戻ったり、暖かい雨が降ったり、そして強い風に顔を背けたりした平日を...</summary>
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      <![CDATA[すこしの寒さが戻ったり、暖かい雨が降ったり、そして強い風に顔を背けたりした平日を過ごし、先週に引き続きうららかな週末を迎えました。
うちの前の白木蓮の花はもうほとんどが散ってしまいましたが、街なかのさくらはいくつかの枝に、元気な花をつかせ始めました。

毎日新聞の土曜夕刊（東京版）に「訪ねたい」という特集連載がございます。２２日は「<a href="http://mainichi.jp/enta/travel/tazunetai/news/20080322dde012070009000c.html" target="_blank">和歌山・湯浅　香り立ちのぼる醤油のふるさと</a>」という、和歌山市より南へ、直線距離で２０キロほどでしょうか、町内に熊野古道が通る町を紹介しておりました。
リンクしましたウェブ・ページはテキストだけで残念なのですが、紙面には街中の写真もございまして、広川と山田川に挟まれた地区に、重要伝統的建造物群保存地区というのがあるようです。拝見するに、なるほどこれはまるで明治のころの街並みと思わせるような一画が写っております。
こういうところは、ちょっと博物館のようで、訪れてみるだけの感興がわかないのでございますが、それでも此処には、現在も生きた生活が営まれておりますし、その中心的役割を果たしているのが、記事のタイトルにもございます醤油の醸造元「角長」。天保のころの創業で、いまも手作りで製造していらっしゃるとのこと。
これを読んで、明治のころからの手法で、おなじく醤油をつくっている関東の醸造元のことを思い出したのです。

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      ２３日の日曜は、前日に引き続き、うららなお天気でして、娘が公園で縄跳びを練習したいと云いますので、それなら一昨年まで暮らしていたところの近所にある公園へ行ってみないか、さくらももしかすると少し咲いているかもしれないよ、と提案しましたところ、家族の同意を得られ、上着を着ていると汗ばむ陽の中で、子供を遊ばせ、わたくしは家内に娘を託し、ひとりカメラをもって散歩へ。
この公園近くに、明治元年創業で、現在まで５代にいたる、当時の製法を継承した醤油醸造所へと足を向けたのでした。

かつて住んでいたところの近所にありながらも、通勤や買い物など、生活に必須な経路からは外れた路地の奥に、ひっそりとその醤油醸造所はございますので、以前も一度か、二度ほど、その前を通ったに過ぎず、そのときにカメラを向けた記憶はあるので、フィルムの現像はしているのでしょうが、あまり印象に残っておりませんし、プリントもしていないのでした。
新聞紙面に載りました和歌山の醤油醸造所「角長」の通りに面した風趣に富んだ建物の外観に比して、昭和の町工場を思わせますこちらの醸造所を前にして、撮った記憶があるのに、プリントまで至らなかった理由が蘇ってまいりました。ここの魅力はカラーでこそ生かされるのでした。
ということで、こちらの撮影は、午前中の光もみてみたいですし、また日をあらためて、カラーの感剤も用意して挑戦することにいたしました。

さて、最近ほとんど写真を掲載できていないでおります当ブログでございますが、ただいまは何名かのかたにお贈りするプリントをつくっておりまして、それも来月にはニューヨークから来日されるご夫婦のエキサイティングなライブ・ステージ写真を含んでおりますが、まだ完成に至っておらず、仕事のほうはこれから年度末の決算期を向かえ繁忙期に入るにもかかわらず、果たしてどこまで出来るのか、暗中模索しているところでございます。

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   <title>春うらら、「川の地図辞典」出版記念ウォーク</title>
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   <published>2008-03-17T16:57:51Z</published>
   <updated>2008-03-30T02:39:24Z</updated>
   
   <summary>うららかな天気に恵まれた週末。 いつもお世話になっておりますKai-Wai散策さ...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://across.mniijima.com/">
      <![CDATA[うららかな天気に恵まれた週末。
いつもお世話になっております<a href="http://mods.mods.jp/blog/" target="_blank">Kai-Wai散策さん</a>にて「<a href="http://mods.mods.jp/blog/archives/001409.html" target="_blank">川の地図辞典</a>」が話題となりましたのは、今年にはいってすぐのことでした。地図数奇、水路数奇のわたくしも同じタイトルで、１月９日に<a href="http://across.mniijima.com/2008/01/post_198.html">エントリー</a>させていただきました。
この必携本の出版社である<a href="http://collegio.jp/" target="_blank">之潮さん</a>がこのたび素敵なプランを企ててくださり、それに参加をしてきたのでした。

なんとこの「川の地図辞典」の著者である、菅原健二さんを案内人に、谷田川跡を歩くというのです。
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      <![CDATA[谷田川と聞いても、わたくしはあまり馴染みがなく、早速「川の地図辞典」で確認をしましたところ、

　　　『かつての石神井川の跡を流れる川』
であり、
　　　『石神井川が現在の川筋へ変流したのちは中央卸売市場豊島市場と染井霊園の間附近にあった長池を水源として』
いたのだそうです。ただしウォーク中にも説明をいただいたのですが、このあたり幾筋かの水路が認められており、長池は水源のひとつのようでございます。

そして台東区と文京区の境を流れるあたりからは、藍染川と呼ばれ、谷中のよみせ通りから、<a href="http://across.mniijima.com/2006/10/an_azure_plastic_bucket.html">へび道</a>を経て、不忍池へ流れ込んでいたのだそうです。

また、
　　　『水路は関東大震災後の昭和七・八（一九三二・三）年から一〇（一九三五）年頃に暗渠化されて道路になった。』
のだそうです。
（『』内は、川の地図辞典　P318～319　谷田川　の項より引用）

その上流部のかつての川筋を追いながら、周囲の神社仏閣に立ち寄るコースは、本郷台地の縁を登ったり、降りたりと、ダイナミックな東京の地形を堪能することになりました。階段に出くわしたり、急な坂道の存在は、写真的にも面白く、うららな天気の柔らかい光による演出も加わり、スナップ撮りも楽しい処でございました。
また、このあたりは高層の建物が少なく、同行の中央区から来た方々が、口々に空が広いと仰っていたことが印象的なくらい、台地から谷への、谷から台地への見通しが利きやすいところで、途中で立ち寄りました、遠山の金さんとして有名な遠山左衛門尉景元の墓や、北辰一刀流開祖・千葉周作の墓、また振袖火事と呼ばれる明暦の大火での犠牲者を供養する塔などが在る、本郷台地端に建つ「<a href="http://www6.ocn.ne.jp/~honmyoji/index.html" target="_blank">本妙寺</a>」からの眺めは、沢山の住宅の絨毯に覆われながらも、谷田川が流れていた谷と、対岸から切立つ上野台地までの地形が認められ、それは高層ビルの展望室から眺め以上に興味深いものでございました。

この日、訪れた寺院、墓地では、早めのお彼岸参りに訪れた方々もいらっしゃり、まだ染井吉野が咲くまえでございましたが、桜と墓地、降り注ぐ午後の斜光というのは、なかなか絵になるのではないかと感じました。
江戸期に"吉野桜"と呼ばれていた"<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%8E" target="_blank">染井吉野</a>"は、このあたりに集落を作っていた造園師や植木職人達によって交配、育成された品種なのだそうです。そのことより（訪問順では逆さになりますが）訪れました、染井稲荷が隣接される西福寺には、染井吉野の里の碑が立ち、またその時代の植木職人ではもっとも出世した方でしょう、８代将軍吉宗の御用植木師となった伊東政武の墓がございました。
おそらく桜花爛漫のころには、このあたり、文字どおり、花やいだ雰囲気に包まれるのでしょう。そのころ再び訪れてみたいと、谷田川の水源のひとつであった長池近く、染井霊園に沿う、狭い道を、暖かな空気に包まれ歩きながら思ったのでした。




一緒に歩いた方々も続々とエントリーなさっております。
・fuRuさんのaf_blog「<a href="http://af-site.sub.jp/blog/2008/03/post_857.html" target="_blank">川の地図辞典　記念ウォーク</a>」

・masaさんのKai-Wai散策「<a href="http://mods.mods.jp/blog/archives/001463.html" target="_blank">とげぬきフォント</a>」と、「<a href="http://mods.mods.jp/blog/archives/001464.html" target="_blank">『川の地図辞典』出版記念ウォーク</a>」

・iGaさんのMADCONNECTION「<a href="http://madconnection.uohp.com/mt/archives/001474.html" target="_blank">谷田川跡をあるく</a>」

・じんた堂さんの東京クリップ「<a href="http://tokyo-clip.cocolog-nifty.com/tclip/2008/03/post_5a57.html" target="_blank">二連ポンプ：谷田川を行く</a>」

・Akiさんのaki's STOCKTAKING「<a href="http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/001905.html" target="_blank">川の地図辞典・出版記念ウォーク</a>」

・りりこさんのsimple pleasure 2「<a href="http://ririkono.jugem.cc/?eid=273" target="_blank">東京は起伏に満ちている（3/16）</a>」

・わきた・けんいちさんのBlog版「環境社会学/地域社会論　琵琶湖畔発」「<a href="http://blue.ap.teacup.com/wakkyken/730.html" target="_blank">『川の地図辞典』出版記念ウォークとJEDI</a>」


最後になりますが、『川の地図辞典』はめでたく重刷の運びとなったそうです。
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   <title>桃の園近く、再び咲いた菜の花（５）</title>
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   <published>2008-03-13T16:18:52Z</published>
   <updated>2008-03-13T16:26:24Z</updated>
   
   <summary>旧桃園川緑道を阿佐ヶ谷方面より、旧西原橋、旧宮下橋、旧馬橋、旧内手橋、旧東橋、旧...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://across.mniijima.com/">
      旧桃園川緑道を阿佐ヶ谷方面より、旧西原橋、旧宮下橋、旧馬橋、旧内手橋、旧東橋、旧八反目上橋、旧八反目橋と、橋づくしをしながら、歩いてきますと、高円寺駅近くまでやってまいります。次にくる橋が、旧宝橋です。此処の橋詰北側は、JR高円寺駅南口より続くアーケード商店街「Ｐａｌ商店街」となっております。
そしてこの旧宝橋を挟んだ南側から、商店街名が変わり、こちらは「高円寺ルック」といいます。
「高円寺ルック」となった最初の路地を左（東）に折れますと、それは凛として、そこに立っておりました。
      <![CDATA[黄色い地に、黒文字で「ルネッサンス」と書かれた看板。そして赤い文字で「音楽室と珈琲」とも書かれております。
地階に降りまして、入口を開けますと、受付がございます。メニューは、珈琲、紅茶、ジュースと３種類しかございません。珈琲を頼みますと、それは４００円で、桃色のプラスティック製の、よく番号札に使われます札を渡されました。

店内を見回しますと、時が止まった柱時計、電気ランプ、額に飾られた小さな号数の絵画などがたくさん壁に掛けられております。古いタンノイのスピーカーは、管球アンプを通じて、スクラッチ・ノイズだらけのレコードを奏でております。
この地下室の天井部をわたす梁には、古いトランペットやクラリネットが掛けられており、そのクラの横にカビネ・サイズの白黒写真が２点貼り付けてありました。その片方は懐かしい、中野の「<a href="http://across.mniijima.com/2008/03/post_216.html">クラシック</a>」の外観写真で、もう片方は、おそらく在りし日のミマサカ氏。

お店のかたに伺いましたところ、「クラシック」の従業員であった彼女たちは、中野の店が閉店するとき、そこの設備一式を譲り受けたのだそうです。そして昨2007年11月、此処に「ルネッサンス」として新たに開店したとのことでした。


なんということでしょう。


あの「クラシック」の設備や調度品、装飾品などがたいせつに保管されていたのです。そして、それらを活かして、あかの他人ではない、ミマサカさんを知る方々によって、新たな喫茶店として復活したとは！　わたくしは奇跡を見るような面持ちでもって、慣れないような、懐かしいような、不思議な気分で、あたりをきょろきょろし、珈琲をすすり、そのときかかっておりましたヴァイオリン・ソナタに耳を傾けました。
ところで、設備一式を譲っていただいたところで、引き継いで開店するなどということは、おいそれとできることではないでしょう。開店にあたっては、いろいろとご苦労もあったのではないか、いらぬ憂慮の念も生じてしまいます。
それでも、こうして、此処で、珈琲が飲めるということは、この新しい店を開いた方の、かつて中野にあった店への、２代に渡るミマサカさんへの、音楽への、古いレコードやオーディオへの、いくつもの調度品や装飾品への、深い敬意と愛情があったからなのではないでしょうか。
わたくしは、単に「クラシック」復活的な喫茶店が開店したからということではなく、此処を開いた方々の「気持ち」を感じ、それに打たれたのです。

この素敵な空間が少しでも長くここに在り続け、新たな歴史をつくっていってほしいと、わたくしは、阿佐ヶ谷の「<a href="http://across.mniijima.com/2008/03/post_215.html">ヴィオロン</a>」同様、此処も隠れ家として時間が或るときには通い続けたいと、すっかり暖かくなってまいりましたこの弥生の夕刻に、桃園川暗渠と別れ、JR高円寺駅へ向かいながら、中央線沿線らしい喧騒のなかで「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B9#.E3.80.8C.E3.83.AB.E3.83.8D.E3.82.B5.E3.83.B3.E3.82.B9.E3.80.8D.E3.81.A8.E3.81.84.E3.81.86.E8.AA.9E" target="_blank">再生</a>」と呟いたのでした。


<img border="0" alt="renaissance080301.jpg" src="http://across.mniijima.com/img/renaissance080301.jpg" width="415" height="310" />

<span style="line-height: 120%; font-style: italic; font-size: normal;">Mar '08, @Ko-en-ji, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 28mm f2.8 lenz.
Fuji NATURA 1600 @EI 1600, Home developing.  Scaned from the nega-film.</span>

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   <title>桃の園近く、再び咲いた菜の花（４）</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://across.mniijima.com/2008/03/post_217.html" />
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   <published>2008-03-12T10:42:11Z</published>
   <updated>2008-03-12T10:51:44Z</updated>
   
   <summary>JR中央線沿線をご紹介しております今回のシリーズですが、前回はテーマを中野まで進...</summary>
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      <![CDATA[JR中央線沿線をご紹介しております今回のシリーズですが、<a href="http://across.mniijima.com/2008/03/post_216.html">前回</a>はテーマを中野まで進めましたが、一旦、<a href="http://across.mniijima.com/2008/03/post_215.html">前々回</a>の阿佐ヶ谷まで戻ります。
クラシック喫茶「<a href="http://across.mniijima.com/2008/03/post_215.html">ヴィオロン</a>」は、阿佐ヶ谷駅北口より、西、荻窪方向へ向かったところにございます。今回は、その阿佐ヶ谷駅を東に向かってみることにします。

線路、高架の北側に沿う道は、さらにもう一本北側の平行する道からも、高架真下の商店街からも「裏側」にあたり、この高架に沿う道の両側の建物から背を向けられた寂しい処ですが、それでも駅へゆくのには便利ですから、駐輪場なども設けられ、人通りもそこそこある通りでございます。
さて、その道を３００メートルほど進みますと、けやき公園という、区民プールが隣接する公園施設が見えてまいります。公園に沿って進み、高架をくぐり、南側にでますと、緑道の入口がございます。（ここまで、高架真下を通ってくることも可能です。）
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      かつて、荻窪駅の北の方向にございます天沼弁天池を水源とし、現杉並区、中野区を横断し、新宿区・中野区境を北上してくる神田川に末広橋（大久保通り）で合流する小河川、桃園川を暗渠化した上につくられた緑道なのでございます。
緑道脇に建てられました碑に刻まれた沿革を追ってみますと、桃園の名は、江戸の初期、河岸近く高円寺の境内に桃の木が多くあったことより、当時の将軍（何代かは言及なし）より「桃園」とするよう沙汰があったと記されております。
緑道入口よりすぐ、かつては菊華という名でありましたが、現在は杉並学院という中高の学校がございます。緑道はその南側を沿ってゆくのですが、ちょうど校庭に隣接する箇所に、この地域、桃園川水系とも云うべき多くの小流れを含む、かつてございました水路が記された地図板が立てられております。現在、みっちりと住宅が建ち並ぶこの一帯は、多くの水田が広がる農村地帯であったことをうかがわせます。

この辺りが宅地となった昭和、幾度も氾濫を繰り返す河川は疎ましい存在となったのでしょう。昭和42年、桃園川は完全暗渠化され、同44年、公園化されたのだそうです。
周囲の家の建ちかた、道路の様子から察しますが、早い時期から、住宅が川に迫ってくるように宅地化されてきたのではないかと思えます。
現在、この緑道を突き抜ける、すなわち直交する細い道路に出くわすたびに、緑道への車両の進入を阻むコンクリート製のポール（車両止め）が設けられております。その交差点を道路の側から見てみますと、こんもりと盛り上がっており、下に川があったことを窺わせ、同時に橋の存在が見えてまいります。
その緑道への車両進入を阻むポールは、橋柱跡のようでもあります。そしてかつての橋詰には、その橋の名称が、頭に「旧」の文字をつけて記されております。
古くから住んでいらっしゃる方々、そこに水が流れていたころを知っている方々にとって、それぞれの橋は、小魚を釣ったとか、足を踏み外して落っこちたとか、待ち合わせた恋人が来なかったとか、そういったいくつかの思い出とともに記憶に残っていることでしょう。
そのような方々にとって、水の流れはコンクリートの下に埋もれても、橋の名が残っていることに郷愁の念を抱かせるかもしれません。土地というものには、そこで暮らす方々の歴史が重層的に積もっているものです。橋は無くなったかもしれませんが、そこにその名が残っていること、残していることは、素敵なことだなぁと、阿佐ヶ谷寄りの緑道入口から、旧西原橋、旧宮下橋、旧馬橋、旧内手橋、旧東橋、旧八反目上橋、旧八反目橋と、桃園川橋づくしをしながら、歩いてきますと、そろそろ高円寺駅近くまでやってまいりました。

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