« 2012年01月 | main | 2012年03月 »
横浜、日ノ出町まで出掛けてきたのは、以前は廃墟同然(倉庫として使用されていたそうです)の、そして場所柄なにか過去がありそうな建築物が、取り壊わしを前に美術館としてお披露目されていると、友人のイラストレーター・小野寺さんから教えていただいたので早速見にいったのでした。
頂戴しましたパンフレットによりますと、これが建てられたのは昭和20年から23年ごろのこと。昭和31年の地図では「旅館 清明荘」とあり、どうやら米兵御用達の連れ込み旅館であったそうです。
わたくしは、もう大分前にこの辺りをウロウロしていたときに眼前に現れたこの建物に度肝を抜かれたものでした。此処の路地は先に進めば京急線の高架下となり、そこは無法の地帯、最近では出稼ぎ外国人の娼家が立ち並ぶ一帯でございました。斯様な処に街は違えど吉行淳之介が書いた「原色の街」を想起させるような建物が在ったのですから。
京急線の高架補修工事と同時に、御上によって、日ノ出町から黄金町に至る悪所は一掃され、殺風景な処となったころ、この建物も何代ものオーナーを経て倉庫として使われていたところを、平成22年、NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターにより借受られ「竜宮プロジェクト」として改修が始まり、「竜宮美術旅館」と命名されたのだそうです。恐らくは幾つかの美術プロジェクトの場となってきたのでしょう。
そして遂に今年、平成24年の3月に、この建物も取り壊されることになり(日ノ出町駅前A地区再開発事業)、最後の展覧会が開かれているのでした。
この最後の展示では14組の作家さんが参加されておりますが、個々の作品をなるべく避けながら、建物そのものの雰囲気が解るような写真を撮ってまいりましたので、どうぞご覧ください。
下の画像をクリックしますと、別ウインドウにて、写真のスライドショーのページが開きます(flickrというサイトへのリンクです)。

●画像上部のコントローラー部、下部のサムネイル部分が消えないときは、マウスやポインタを画像中央部分に持っていくと消えます(その後、真横に動かし画像からはずせば閲覧の邪魔にならないでしょう)。
●上記リンクでのスライドショーが動かない、閲覧できない場合はこちらをご覧ください。(→ここ、あるいはここ)
●画像はiPhoneのみで撮っており、暗いところの画像はノイズが多いです(手抜きご容赦ください)。
<展覧会情報>
「RYUGU IS OVER!! 竜宮美術旅館は終わります」
会期:2012年3月18日(日)まで
開館日/時間(要注意!):月・金・土・日の 13:00-21:00(一部作品は20:00まで)
入場料:500円(終了日まで何度でも入場可)
なお、この界隈が悪所であつたころを撮影した女性がいらっしゃいます。常盤とよ子氏による「危険な毒花(三笠書房 昭和32年刊)」は彼女の写真と文章による、今で言うならフォト・エッセイ。しかしその中身は現代のお気楽さは何処にもなく、当時を精一杯生きる女性と女性が向き合い、生まれたのであろう一冊。なかなか古書でも見つかりませんので、興味の在る方は図書館などでどうぞ。
●関連エントリー
ONE DAY:「竜宮美術旅館@横浜/日ノ出町<RYUGU IS OVER!!>」
●(3月4日追記)関連エントリーその2
Kai-Wai散策:「日ノ出町界隈」
masaさんが、この界隈にあった顔を紹介してくださいました。
11:40 AM permalink | General art | architecture/exterior | 横濱 | comments (2) | trackbacks (0)
横浜の日ノ出町へ行く用があり、普段ならば横浜駅から京急線でスイっと出掛けてしまうのですが、この日は歩いて向かうことにいたしました。
横浜駅を東口に出、帷子川を渡り、石崎川へ。その川沿いを進み、高島町へ出て、そしてJR根岸線と旧東横線の高架に沿って歩いてゆきました。
此処、既に廃線となった旧東横線(現在はみなとみらい線として、より海沿いの地下を走っています)の桜木町駅まで続く高架下の壁は、かつてロコ・サトウさんというアーティストのグラフィティで埋まっておりました。(ロコさんのオフィシャル・サイトの「作品活動 Part 1」で紹介されているチョーク絵です。)
その後、後進の者たちのペイントによって、ロコさんの絵は上書きされほとんど無くなってしまいましたが、その上書きした絵も高架の補修工事を経て現在では見ることができません。

いまはこのようになっております。
そして、

なのだそうです。
既に文化として確立していると思えるグラフィティといふ絵画行為ですが、まだまだ市民権を得るには至っていないようです。
勿論、ただの落書きもあるでしょう、それとグラフィティと隔てるのは、文化に成熟した市民の目だと思うのですけれどもね。
そんなことを考えながらトボトボと歩き、高架沿いの低地から掃部山(かもんやま、と読みます)公園を越えました戸部通りにて、グラフィティを発見いたしました。


どうやら、ここは何かの会社を営んでいらっしゃるようですが、格好よい自転車が沢山あるなかでのグラフィティに目を奪われましたですよ(後ほど調べてみますと、即配便の会社なのだそうです。どうりで自転車が沢山駐輪していたのですね)。
海外のグラフィティとストリート・アートの傑作は此処でみることができます。→ Le meilleur du street art en 2011
2:21 AM permalink | General art | 横濱 | comments (2) | trackbacks (0)
One month to 3.11. 爆音にて聴くべし。
反原発デモ 2.11(怒りのドラム デモ)
90分におよんだドラム・デモ行進(のサウンド)を30分強に短縮編集したヴァージョン
■mp3 音源 ダウンロード(32分30秒、74.6メガ)
圧縮音源ファイル(mp3形式 320kbps)
■wav 音源 ダウンロード(32分30秒、328.1メガ)
非圧縮音源ファイル(wav形式 44.1kHz, 16bit = CDクオリティ)
こちらはデータ容量がかなり大きいのでご注意ください。
(■以降、青文字部分を、windowsは右クリック〜対象をファイルに保存、または、名前をつけて保存でダウンロード開始。Macは option key + クリックでダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルは、Windows Media Playerや、iTunes、その他音楽再生ソフトにてご試聴ください。)
今すぐストリーミング試聴されたい方は、下の画像真ん中の再生ボタンをクリック。
(内容は上記でダウンロードできる音源=mp3 と同一です。)
もし、このストリーミング音源を貴殿/女のブログその他でシェアしていただく場合は、音源をアップしているページ( No nukes demonstration Tokyo Feb 11, 2012 edited short ver. ) のプレーヤーの右側「< >」というマークを押し、貼付けるサイズを指定し(デフォルトでは上に貼ったように 480x480pixel)、ソース・コードをコピーしてください。
※此処で紹介させていただきました全ての音源ファイルは商用利用以外の全てにおいてご自由にお使いいただけます。
・このページへのリンク歓迎 http://across.mniijima.com/2012/02/post_413.html
・またお手元にダウンロードされた音源の再配布もOKです!
-------------------
【拙ブログ関連エントリー】
・「「3.11以降に現出した音風景 remix」前口上」
・「登ったり下りたりの行進。」
上記未聴の方は、是非併せてお聴きください。
12:17 AM permalink | anti-nuclear | soundscape | comments (0) | trackbacks (0)
尊長の友人でありますmasaさんが、甚く光栄なエントリーを立ててくださいました。
■Kai-Wai散策:「RECORDING STUDIO」
また、80年代に共に働いた元同僚も、
■〜On the wings of the wind〜:「悲しいお知らせ 一口坂スタジオ」
みんなの思い出の場所を守ってあげることができなくて、ごめんなさい。
10:39 AM permalink | general | comments (6) | trackbacks (0)