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November 27, 2010
先週のこととなってしまいましたが、鈴木奈緒さんのライブ、それは彼女の演奏活動20周年を記念し、また新作アルバムのお披露目でもあった慶ばしい機会にお邪魔したのでした。
彼女自身を含むジャズ・クァルテットに、弦楽四重奏を加えたオクテット=八重奏団編成のバンマスとして見事にリーダーシップを発揮された、それはお見事なコンサートでございました。
新作アルバム「Eternity in 10」の楽曲を中心に構成され、さらなる新作(新作アルバムのレコーディング後に作られた)「Raindrops」や、スタンダード「Autumn Leaves」「(アンコール)My Favorite Things」を含む内容。ソプラノ・サックスの甘い音色が、弦楽四重奏の硬質な和音に支えられ、そしてそのなかをクロード・モネの水面のタッチがごとく奏でられるピアノに酔った夜となりました。
新作アルバム「Eternity in 10」も、ファースト・アルバム「Suite Luz」の世界を踏まえ、それをさらに発展させた、彼女自身の世界観がしっかりできあがっていて、これもまた素晴らしいことと甚く感心して、この一週間、聴き惚れております。あの夜、渋谷公園通りの喧噪を忘れて耽溺した音の世界が、自室のスピーカーから、iPodのインナーイヤフォンから流れてくることに幸せを感じます。
アルバム・ミックスの楽器間バランスには若干の粗さもあるのですが、それが良い意味でオクテットの世界にライブ感覚を導くこととなっており、あの夜と今がつながっているように聴こえてなりません。
このアルバムで奏でられる8篇の楽曲をどれも愛し始めている自分を実感いたします。
あの夜、すなわち11月19日のライブにいらっしゃらなかった方々にも、是非聴いていただきたいコンテンポラリーな音楽です。
(彼女のオフィシャル・サイト、ディスコグラフィーのページより通信販売されております。 →ここ)
posted by mniijima : Nov 27, 2010
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