« 2010年05月 | main | 2010年07月 »

June 13, 2010
  お父さんはそんなことお前に教えた覚えはない。

昨日八歳となった娘に、どこか行きたいところはないかと問いますと、浅草のでっかい提灯がみたいとのこと。
下町はいいぞとか、浅草はおもしろいだとか、隅田川は最高だなどという教育は決してしておらず、お父さんが撮った雷門の写真とかを額装して部屋に飾ってあったり決してしてはいないのですが、何処から斯様な発想がでてきたものなのか不思議であります。

continue reading "お父さんはそんなことお前に教えた覚えはない。"

11:59 PM permalink | 墨東 | 浅草 | comments (4) | trackbacks (0)

June 10, 2010
  さすが浅草、此処は猿ではないが、馬が居る

皐月の末から好天つづき、水無月にはいっても梅雨の足音はまだ聞えない首都圏。この日も暑く陽が射すお天気で、雷門の前には多くの人々が記念の写真を撮っておりました。
このところの浅草は観光客が増えてきているのではないかと、其処で待ち合わせたJさんは言うのです。六月六日、わたくしは浪曲の魅力を教えてくださったSさんと、そしてそのご子息であって、此処浅草にも勤務されていたことのある呉服のプロであるJさんと男三人で、人ごみの仲見世を避けながら、伝法院をぐるりとし、木馬亭へと向かったのでした。

かつてはちょっと繁華なところには必ずやあったと言われる寄席も、ラジヲやテレビの普及以来、いまやめっきりその数を減らしており、まして浪曲を定席としている小屋なぞは関東では此処木馬亭のみとなっている今日でございます(上方には在るのでしょうか?)。
ところが、その木馬亭でも浪曲公演は月の頭の十日間ほどだけ開かれ、残りの日々はその他の演芸種の公演で埋められるありさま。先日、此処に電話をかけ、日曜に伺いたいのですが混み合いますかと尋ねたところ、いや大丈夫ですよ、どうぞいらしてくださいと、おそらくは席亭の方だろう女性の声で仰られ、安堵と同時に寂しい気持ちにさせられたのでした。

continue reading "さすが浅草、此処は猿ではないが、馬が居る"

5:22 AM permalink | jpn traditional music | 浅草 | comments (0) | trackbacks (0)