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April 14, 2010
Be Bapが(1940年頃を中心として)誕生したことで、Jazzは、それまでの付随音楽を脱却し、ようやっと純粋器楽へ到達したと私的には考えております。
そのBe Bapをしっかりと手中にしているミュージシャンって意外に少ないのかもしれません。
わたくしにとってのアイドル、白崎彩子さんは、確実な技術と溢れる歌心をもってBapをJazzを奏で、そしてわたくしたちは安心してそれに聴き入ることができるミュージシャンでありましょう。
普段はブルックリンに住む彼女の生の演奏を聴く機会は限られており、前回2年前に帰日されたときには都合をつけることが敵わず残念なことになってしまったのですが、今回は日本ツアー最終日の4月8日に行くことができたのでした。
昨年は、3月にドイツで開催されましたInternational Jazz Solo Piano Festivalへ招かれ開催国各地へ、そのときの演奏が好評で10月には再度かの地を踏んで8カ所、ソロとトリオでツアーを行なっております。そんな上昇気流が今回にも表れていたようで、鋭く切り込むような、圧倒されるアドリブは健在であっただけでなく、音の幅に膨らみがあってより進化した彼女の姿を聴くことができたように思えます。
今回共演したメンバー、安カ川大樹さん(B)、橋本学さん(Dr)は、最近わたくしの仕事の関係でお世話になっているお二人で、白崎さんの音楽性にたいへんよくマッチした強力なトリオになっていたことがさらに印象を強めることになりました。
今後も彼女の演奏には目が離せません。次回の帰日がいまから楽しみでならないのです。
白崎彩子さんの素晴らしい演奏の一端は彼女のサイトで見ることができます。
●白崎彩子 Official Site:
・Japanese Top
・Video page
●拙ブログ関連エントリー
・白崎彩子ライブ
【追記】
●International Jazz Solo Piano Festivalにおける、ベスト・テイク集
iTunes Store:Best of 1st International Jazz Solo Piano Festival 2009から、
track 7: Con Alma
track 8: Someday My Prince Will Come
track 9: Lennie’s Pennies
の3曲が白崎彩子さんの演奏です。もちろんアルバム買いでも充分楽しめます。
posted by mniijima : Apr 14, 2010
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comments
この方、知りませんでした。
凄いですね。
ファーストアルバム、ほしいなあ。
by fuRu : April 14, 2010 1:19 PM
fuRuさん、
いいでしょう!
わたしも、ファースト「EXISTENCE」を聴いてぶっとびまして、大ファンになったのでした。
3曲目に「Lennie’s Pennies」というレニー・トリスターノの曲があるのですが、テーマ・メロの対位法的扱いは唯一無二のものです。
by M.Niijima : April 14, 2010 5:12 PM
まったくその曲!!
トリスターノがバップを違う次元に進化させたと思うのですが、彼女の解釈は、とても新鮮、というか、この時代にトリスターノというセンスがすばらしい!
by fuRu : April 14, 2010 10:23 PM
さすが!fuRuさん!!
お目(耳?)が肥えていらっしゃいます。
セカンド「Musically Yours」では、この対位法的扱いを、コール・ポーターの「It's All Right With Me」で披露しております。
by M.Niijima : April 15, 2010 1:12 AM