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February 1, 2010
アコーディオンは船乗りたちによって世界中に広められたと彼女はお話しされておりましたが、それでは何故アコーディオンが船に乗っていったのかと疑問に思ったのです。狭い船内に持ち込みやすい小型の楽器といえばギターなどが思い浮かぶものですからね。ところが彼女が弾くアコーディオンの音を聴いているうちに、オルガン?って、ふと思ったのでした。
京島のLOVEGARDENにて、またまた素敵なフライトがあるとのことで1月30日に行ってまいりました。今回はアコーディオン・ソロ、岩城里江子さんのライブでした。
岩城さんが弾かれる楽曲を聴きながら、わたくしは時折アイルランド、クロンマクノイズの初代ケルト統一王になったり、ハワイイのさとうきび畑で収穫をする農夫になったり、メコン川をくだる船頭になったり、はたまたシシリー島では映写技師になってみたりと世界中を駆け巡ったのでした。
ところでアコーディオンという楽器はそのからだに不似合いなほど大きな音もでてきます。それで和音がなると、ぶわっと会場が音で満ちてしまう。またとてもとても繊細な音量で、みんなの意識を惹き付けながら、ふわっと耳を包み込んでくれるのです。これは楽器がもつ性格でもありながら、それを表現のなかにしっかりと自分の音として具現化させる岩城さんのプレイに依るところが大きかったのだと思います。そんなアコーディオンの音を聴いていましたらオルガンの音色と表現の幅を思い出したのでした。
もしかしたらヨーロッパの船乗りたちは、長旅の船上でも教会のスケジュールを執り行っていたのではないか、そのためにオルガンを持ち運ぶことはできないのでアコーディオンで代わりを行なったのではないか、、、そんなことを考えたのですよ。そもそもアコーディオンとオルガンは同じ仲間の楽器(発音原理)なのですからね。音色も似ていて当然なのです。
ということで、そんなことはなかったのだろうかと帰宅後にネットを巡ってみましたら、やっとバンドネオンを紹介したwikiのページに「野外での教会の儀式で、パイプオルガンの代用に使われたということである。」とあったのでした。野外かぁ、それが船上であってもいいかもしれない、、、と一人勝手に納得させたのでした。
関連エントリー
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●らくん家: ブルームーンの夜@ラブガーデン
●漂泊のブロガー2: アコーディオンソロ@京島
●東京クリップ: ブルームーン@京島
●af_blog: 時間
●MyPlace: 岩城里江子 Live in Love Garden
posted by mniijima : Feb 1, 2010
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» アコーディオンソロ@京島(画像を差し替えました。) from 漂泊のブロガー2
アコーディオン奏者岩城さん のソロライブを聴きに京島にあるラブガーデンに行ってきました。
岩城さんの奏でるアコーデオンの音色に心の底から癒されま... [continue reading]
date of trackback: 2010年02月02日 12:41
comments
わあ、そうかもしれませんmniijimaさん
船の上だってミサやお祈りするでしょうし、時には亡くなった方のお見送りもあったかもしれませんしね。
カジュアルに歌ったり踊ったりももちろんしていたでしょうけれど。
いずれにせよ、毎日練習するので、船の上でみんな上手になって次の港に降りたったと聞きました。
あのパイプオルガンの音色は笙の音色とも似ていて、実はワタシの一番大好きな音色ボタンなのです。
by らく : February 2, 2010 3:10 PM
先日はありがとうございました。
さすがにniijimaさんですね、船旅がお上手です!
前回もそうでしたが、niijimaさんの解説があって、あらためて旅のなんたるかを認識させてもらっているようです(^^
今後ともよろしくです!
by cen : February 2, 2010 4:53 PM
M.Niijimaさんのブログはいつも読ませていただいていますが、一緒に鑑賞したものを書かれているのを読ませていただくのは初めてです。
面白いですね、あの時のあのお話を あの音を こんな風に感じながら 思いながら、聞いていらしたのか〜〜〜〜って、とっても興味深く感じます。
そして、素晴しい演奏でしたね。
アコーディオンがあんなに幅の広い 深い表現の出来る楽器だという事を あの場に居たみんなが 再認識したと思います。
そして、演奏は イワキさんの「人となり」の現れている繊細で 情の温かな素晴しいものでしたね!
by 光代 : February 2, 2010 7:28 PM
らくさん、
コメントをお寄せくださり、ありがとうございます。
そして私の拙い想像力を補っていただいて、なるほど!と膝を叩いた次第です。
笙の音色も心に響いてきますよね。その笙を分解して調律するシーンを撮った秘蔵(?)映像を持っているのですよ。今度機会あればご覧いただけるようにしますね。
そのときも素敵な演奏をお聴かせください!
by M.Niijima : February 3, 2010 12:59 AM
cenさん、
今回も素晴らしいフライトをご用意してくださり、とても喜んでおります。
ヒットチャートに登る音楽ではなく、ほんとうに心のこもったアーティストの演奏と、心のこもった賄いがあって、あの空間と時間があるのですよねぇ。たいへんな贅沢を味わせていただいている心地です。
cenさん、yukiりんさん、ありがとうございます!
by M.Niijima : February 3, 2010 1:06 AM
光代さん、いつもありがとうございます。
そうそう、一緒に音楽(演奏)を「聴く」ということは初めてでしたね。
わたしの拙い文章では「表現のなかにしっかりと自分の音としてグゲンカさせている」なんてガクガクした書き方になっておりますが、光代さんの言葉では、
> イワキさんの「人となり」の現れている繊細で 情の温かな
と、とても柔らかく仰っているのが光代さんらしさですね。
ほんとうに素敵な演奏でした。また機会あれば、このような演奏会をご一緒させていただきたいです!
by M.Niijima : February 3, 2010 1:13 AM
「兄弟の小さい方」ってのは、理恵さんのつれてきた赤と青のちびのことかと思ってしまいました。アコーディオンは笙のようだと理恵さんはよく言いますが、ぼくはどちらかといえばパイプオルガンの仕掛けと同じだし近いという方の印象をもっていました。それに、バグパイプの代わりにつかったという話もありましたね。
あの語尾の長いような音は、思い出や神の国のような遠くにあるものを呼び出す音にふさわしいと、ぼくは感じるのです。だから、船乗りや教会や雅楽の音に共通するのではないでしょうか。
by 玉井一匡 : February 7, 2010 12:50 AM
玉井さんのエントリーはとても素敵なことを書かれていらっしゃるなぁと思っておりましたが、コメントも残さず失礼をしておりました。
> 思い出や神の国のような遠くにあるものを呼び出す音にふさわしい
ああ、玉井さんこれまた素敵なことを仰いますね。船乗りは未だ見ぬ新大陸や、港に思いを馳せ、教会では天国の故人や神代の国とつながりたいと、そして雅楽は宇宙そのものを描いているように思いますから、そういった遠いところを引き寄せるための音なのでしょうね。
by M.Niijima : February 7, 2010 1:27 AM
「西陽のメコン」
解禁になりました。
http://af-site.sub.jp/blog/2010/03/post_1131.html
by fuRu : March 3, 2010 12:11 AM
fuRuさん、
お知らせをありがとうございました。
あらためて拝見させていただきましたが、たゆたうメロディが素敵ですよねぇ。
そして出だしの笙の音モード(?)!
あれで聴き手を一気に時空の彼方へもっていって、そして現れるアジアン・メロディに心が開放させられます。
by M.Niijima : March 3, 2010 11:06 AM