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November 29, 2009
  ナインティーンシックスティーズ(2)

クリスマスとなれば「ピンポンパンのクリスマス」というLPを楽しんでおりました。幼少のころのことです。わたくしの世代ですと歌のお姉さんは、この番組の代名詞的存在でありました酒井ゆきえさんではなく、初代の渡辺直子さんでして、そのアルバムも渡辺さんの歌がフューチャーされているものでした。おそらく盤の状態がひどくなってしまったのでしょう、その盤は既にかつてどこかで処分してしまったようですが、もし現在も所有していれば娘に聴かせてあげたかったななどと思うのであります。
そんなわたくし、そしてわが家におけるクリスマス音楽は前回エントリーしましたようにカーペンターズによる「Christmas Collection」が担ってくれているのですが、今年はそれに加え、もう1枚仲間を増やしてみたのでした。


Connie Francis / Christmas In My Heart (original 1966 / Stereo)

ポピュラーヴォーカルの歌姫、Connie Francisによるクリスマス・アルバムです。
オリジナル・リリースは66年のようでステレオ盤。わたくしが購入したLPは後年に廉価盤として再リリースされたもののようですが、オーケストラがしっかりとした技術で収録されており聴きごたえがありますし、コニーも当時まだまだ20歳代後半ですから若々しいのは当然。なかでも「I'll Be Home For Christmas」はコニーの歌声にとてもマッチしていて、こんなに良い曲だったのだと再認識させられました珠玉のトラック。
そしてB面の「Silent Night! Holy Night!」以降、「O Little Town Of Bethlehem」、「The First Noel」、「Ave Maria(シューベルト版)」と続く流れにわが心は昇天させられます。

CDならばこちら。ボーナストラック1曲追加です。「Christmas in My Heart」。中古ならば安く入手できそうですね。

4:15 AM permalink | 1960's | music | comments (4) | trackbacks (0)

November 24, 2009
  ゴージャス&ラグジュアリィ

前回エントリーにてご紹介させていただきましたMakalaniさんのライブでは、聖夜まであとひと月ほど、ということでクリスマス・ソングのインスト・ギターによるメドレー・プレイもございました。

そのMakalaniさんのお勧めのクリスマス・アルバムはカーペンターズのものとのこと、MCにて紹介されておりました。そのアルバムはわが家でも毎年のクリスマス時期にはパワープレイされる人気盤なのでございます。
このアルバムは78年リリースの「Christmas Portrait」と74年作の「Santa Claus Is Comin' To Town」を加えた84年リリースの「An Old-Fashioned Christmas」をカップリングしてCD化した2枚組。彼方此方でリチャード・カーペンターのアレンジが冴える好アルバムになっております。もちろんカレンさんの歌声も凛としながら優しく訴えかける、あのカーペンターズ・サウンドなのですよ。
わたくしからも大推薦のアルバムです。

12:13 AM permalink | music | comments (0) | trackbacks (0)

November 23, 2009
  あはれ濹東に峻絶塔哀し、されどL.G.HAUS楽し也

Makalani @ L.G.Haus13

生活のかほりが路地にまで浸みでてきている街を歩くのは心地よいではないですか。
東武亀戸線、小村井駅を降り、文花から京島へ。表通りを避け、裏道を抜けてゆきますと、ときおり家と家の間から建設中の濹東峻絶塔の姿が、もう陽の落ちた晩秋の夕景色、街景色を脅嚇するがごとく現れてまいります。

21日の土曜はリニューアルとなりました京島のLOVEGARDENへ。詳細は此処其処、そしてもちろん何処(?)でもご覧いただけますように、Makalaniさんの匂いやかな歌と開放弦の豊かな響きを活かしたスラック・キー・ギターの和音は、此処京島にゆるやかに響き、たゆたう時間の流れを堪能させていただきました。

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5:07 PM permalink | Hawai'i | music | 墨東 | comments (6) | trackbacks (0)

November 14, 2009
  今がそのとき(3)

スクリーンが消え、館内の明かりが灯りますと、彼方此方からすすり泣く鼻の音が聴こえてまいりました。
「This Is It」はそういう映画なのです。
わたくしはといえば、映画の終盤ではなく、決して他所様がそうはならないところで感極まってしまったのでした。


この映画をIMAXの劇場で観たことは正解でした。
ライブの、しかもリハのなかで収録し、見事な音楽バランスを再現させました音響技術スタッフの手腕はまったくブラビッッシモ!
そしてバックを努めるミュージシャンたちの素晴らしさ! 殊にドラム、ベースは、ときにリハならではの乱れはございましたが、それはとても小さなことで、彼らの繰り出すグルーブにたいへん心地よい思いがいたしました。
また全編にわたりときに力強く、ときにやさしく、マイケル・ジャクソンの歌唱に寄り添ったり、相対したりと、まったく気の抜けない仕事をこなしていったバッキング・ヴォーカリストの4人。
これらバックの演奏にかんしては、細かなキメどころの調整などが残っていたようですが、かなり完成の域に達していて聴いていて飽きのこない音楽映画となっておりました。
そしてブロンドの直毛ロングをなびかせて弾きまくるリード・ギタリスト! 格好いいですねぇ。


それはもちろんよく知った曲です。リフもカッティングもまるで昨日聴いたかのようによく憶えています。間奏のリフからカッティングへ移るところでギタリストはステージ中央に出てきました。このあとは激烈なソロに突入するのです。
「Beat It」はブラック・コンテンポラリー・ミュージックと白人の8ビート・ロックの見事なミクスチャーで、レコードではもちろんエディ・ヴァン・ヘイレンがソロを弾いておりましたが、この「This Is It」でのリード・ギタリストはOrianthi。彼女がソロを弾き始めたとき、わたくしは全身から鳥肌がたち、そして熱いものがこみあげてまいりました。
当時10代のわたくしを熱く熱くさせた楽曲は四半世紀を経て今度は涙を零させたのでした。
(上のリンク先YouTube映像はOrianthiのニューアルバムからのカット)
(終わり)

2:05 AM permalink | movie | comments (2) | trackbacks (0)

November 12, 2009
  今がそのとき(2)

何故、彼はそこまで激しく踊る必要があったのでしょうか?
(以下、ネタバレ注意)
映画「This Is It」の終盤、マイケル・ジャクソンは彼の大ヒット曲「Billie Jean」(もちろんこれもリハーサル)でずいぶんと熱いダンスを披露しておりました。彼のダンスは他の楽曲においても鋭いキレを誇っておりまして、年齢に見合わない素晴らしいものでした。ゴシップばかりが目につくスーパースターではありましたが、超一流のエンターテイナーとして(の自身を維持するため)エクササイズを欠かさなかったのではないか、あるいは徹底的なリハビリを行なったのではないかと想像いたします。
さて「Billie Jean」でのマイケルはソロで踊っておりました。そしてそれはかなり即興的なダンスであったかもしれません。コリオグラフの観点から見れば荒削りなものでした。しかし故に彼の熱さが伝わってくるのです。オーディションで選ばれたバック・ダンサーたちはアリーナからその姿を見ていたのですが、彼の熱いダンスにすっかり興奮させられた様子が窺えました。

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11:07 PM permalink | movie | comments (4) | trackbacks (0)

November 11, 2009
  今がそのとき(1)

何故、彼はそこまで激しく踊る必要があったのでしょうか?
それはあくまでリハーサル。しかも本番までの日も充分にあったと思われるなかでのことです。彼はオーディションで選ばれた共演バック・ダンサーではなく、行なわれようとしているコンサートの主役。しっかりとした演出家やその他充実したスタッフが揃ってはいますが、全ての最終決定は彼の掌中にあったはずです。動きを示し、流れのガイドとなるだけで、そのときの彼の仕事は成立したはずなのですが、単純にミュージシャンとしての、ダンサーとしての血が、そうさせただけなのでしょうか?

ここしばらくの彼の音楽にも、そして先日の彼の死にさえ、わたしの心には響いてきませんでしたが、彼方此方から推薦のメールをいただきましたので、マイケル・ジャクソンの「This Is It」を観てまいりました。
折角の音楽もの映画です。以前から興味がございましたIMAXシアターへ行こうと、川崎駅西口のシネコンへ、仕事帰りに寄って(とは云いつつ、しっかり事前予約をして)きました。21:30からのレイトショー枠です。

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10:34 PM permalink | movie | comments (0) | trackbacks (0)

November 2, 2009
  画家の狂気は唯わたくしを呆けさせるだけなのです。

拙ブログへコメントをくださるfuRuさんのaf_blogにて東京国立博物館で行なわれております「皇室の名宝 1期」の展示取材エントリー中の、
  「 若中 30幅 」
の言葉にすこぶる反応してしまいました。fuRuさんは、ブロガープレビューの取材員としてこの展示の公開に先立って見て来られたのだそうです。

af_blog「皇室の名宝」@東京国立博物館-ブロガープレビュー
同じく、『「もし1点だけ持って帰れるならどれにするか? どこに飾りたいか?」

ところがなかなか上野の山にゆく時間を見いだせず、この第1期(11月3日迄)終了間近になって、ようよう行くことができたのでした。そして案の定、すこぶる混雑しておりました。

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7:02 PM permalink | General art | comments (4) | trackbacks (0)