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August 23, 2009

  フェルメールが描くリュートでノクターンを弾いてみることはできるのか

娘を稽古ごとに送ってゆく途中、区役所へ寄って期日前投票をしてまいりました。娘を送りとどけた後、迎えのときまで、書店で時間つぶしをすることに。ところが購入したかった2点を見つけたので早々にレジへ(わたくしのような変わり者が欲しいと思っていた本を2冊とも在庫している有隣堂さんは偉い)。そして時間がくるまでタリーズでページを捲っていたのでした。

・夜想曲集/カズオ・イシグロ著(早川書房刊)
・フェルメールの楽器 -音楽の新しい聴き方- /梅津時比古著(毎日新聞社刊)

「フェルメールの楽器」には、あの「トイピアノ」も所収されておりました。
ああ、藤倉大さんのピアノ協奏曲「アンペール」を実演で聴いてみたいなぁ。

posted by mniijima : Aug 23, 2009

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comments

そういえばカズオ・イシグロの前作のタイトルもスタンダードナンバーからの引用でしたが、今回もJazz...ですね。
トイピアノと云えば、John Cageにも"Suite For Toy Piano (1948)"なんて曲がありますね。

by iGa : August 24, 2009 7:51 AM

iGaさん、コメントをありがとうございました。

> 前作のタイトルもスタンダードナンバーからの引用

「Never Let Me Go」ですね。実は未読です(^^;
夜想曲(ノクターン)と言えば、わたくしはショパンを思い浮かべます。
ジャズで取り上げられる夜想曲は、そのショパンの「夜想曲 op9-2」のメロをテーマとして扱っていたのではないかと思います。イシグロ氏はそのJAZZバージョンを思っていたのかしら? まだこの短編集のうち「夜想曲」と題されたところまで至っていないので...です。

ケージにもトイピアノ作品があるのですね!
藤倉氏は「ケージの音楽ような偶然性には頼りたくない」と発言しております(これは、わたしが6月に聴いた「secret forest for ensemble」においてのことですが)ので、
(ソースは「朝日新聞グローブ」の記事、2ページ目)
http://www.globe.asahi.com/breakthrough/090727/01_01.html
http://www.globe.asahi.com/breakthrough/090727/01_02.html

両者の違いは是非とも聴いてみたいです。

by M.Niijima : August 24, 2009 11:56 AM

う〜ん、
ケージの「Suite For Toy Piano」の作曲年、あるいは出版年が、1948ということは、もしかすると偶然性の音楽に彼が至る以前の作品であるかもしれません。

でも興味津々。

by M.Niijima : August 24, 2009 12:11 PM

>藤倉氏は「ケージの音楽ような偶然性には頼りたくない」

てことは、そーとー、ケージを意識してる訳でしょうね。(^_^;)

ケージが鈴木大拙の薫陶を受けて....チャンスオペレーションに向かうまで,,,の時期と...重なるのか、どう前後するのかな...。
その前のプリペアドピアノにも...計算されない偶然性が意識下にあったような...どうなんでしょう。

彼は美を神の属性とするプラトン主義的な西洋の『知の支配』によるドグマから...脱する...
と云うよりも...其処が彼にとって居心地が悪かった...のかな...

ケージは東洋思想にしか未来を見出せなかったのかも...

メシアンも結局ハルマゲドンだし...

藤倉氏の作りたいのは、自分がクリエーターとして支配できるジオラマと云うかテーマパークなのかな...

by iGa : August 25, 2009 1:48 PM

iGaさん、まったく興味深い追コメントをありがとうございます。

>> 藤倉氏は「ケージの音楽ような偶然性には頼りたくない」
> てことは、そーとー、ケージを意識してる訳でしょうね。(^_^;)

そういうことになりますよね!

ケージの履歴に関しまして詳しくはよく知らないのですが、wikiによりますと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8
鈴木大拙から学んだのは40年代のようですね。
プリペアド・ピアノの発明(!)が1940年ということから、その後、鈴木氏と出会い、そして偶然性音楽へと発展していったという流れのように書かれていますね。

以前、プリペアド・ピアノとして書かれたものではないのですが、編曲家のアイデアで、グランド・ピアノの低弦に毛布をのせ、それを錘りで固定してベースの代用をさせたものを録音したことがありました。(金属的なベース音になるのです。)ところが後日やり直しの箇所がでてきて、前回と音色を揃えることがたいへん難しかったのです。
プリペアド・ピアノ作品には、どのような物をどのように使用するか、細かく指示が為されているようですが、それでも厳格に毎回同一の音を得られるものではないと思いますから、演奏における偶然性とはちょっと違いますが、少なからず偶然性は起こっていると思えます。

藤倉氏は、少なくとも「secret forest for ensemble」においては、彼の頭の中にある「森」を現出させたわけですから、
> 藤倉氏の作りたいのは、自分がクリエーターとして支配できるジオラマと云うかテーマパークなのかな...

というiGaさんのご推察は当たっているのではないかと思います。
また「(同曲冒頭の)弦楽合奏は指揮者のバトンから延びた見えない糸によってつながれている」=制御されていると発言していますから、これは偶然性の音楽へのアンチであり、ケージに対する彼の強い意識を感じますね。

by M.Niijima : August 25, 2009 4:21 PM

Hi my friend. I haven't posted for long... as you know I am in Bahrain now. I hope everything is fine and that you are having a happy life.
Your friend Richard

by Richy : September 8, 2009 1:40 AM

Hi richy my friend!
Yes, it's been a long time since I posted to your blog last.
I recall having walked in Shinagawa canal area with you, whenever summer comes.

I also hope you and your family is doing fine and enjoying Bahrain life.
Thanks for the leaving comment.

by M.Niijima : September 8, 2009 11:45 AM

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