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July 23, 2009
わたしを惑わす不気味な月よ、今宵だけはあの方の行かれる先を優しく照らしてあげてください。(3)
オペラ「ヴォツェック」の思い出。なんとわたくしが初めて生で舞台を見たオペラ作品はイタリアものでも、モーツァルトでもなく、この「ヴォツェック」だったのでした。
1985年10月のこと。東京文化会館での二期会公演。オケは東京都響だったかしら。指揮は若杉弘氏でした。
7月21日にその若杉氏がご逝去されたと訃報を知ったのは翌22日の朝刊でのこと。
85年ごろの若杉氏は、旧東ドイツ、ドレスデン国立歌劇場と、その管弦楽団(所謂シュターツカペレ・ドレスデン)の常任指揮者になっており、あの伝統あるドレスデンとは! と、ヒーロー視したものでした。
昨今では新国立劇場の音楽監督に着任されており上記リンク先(訃報記事)にもございますように、この国でのオペラ開催に多大なる功績を残された方。
ああ、この秋にはその新国立で「ヴォツェック」を振る予定だったのですね。
昨晩(22日)は(若杉氏の音源がないため)かつて上越道でわたくしを幻惑させました「ヴォツェック」の盤をかけて若杉氏の死を悼んでおりました。
posted by mniijima : Jul 23, 2009
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