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July 5, 2009

  トーキョー・ハイドン ウインナ・ソースがけ(2)

放置しっぱなしでありました6月19日の演奏会レビュー。

2曲目のモーツァルト、ピアノ協奏曲に関しましては、オケが積み上げる和音、そのバランスの妙で充実した音色が生まれていたのですが、ピアノがドライすぎて協奏になっていなかった感じが否めません。
休憩の後、再びハイドン。今度は晩年の作で「太鼓連打」の愛称のある103番。この曲も前半の13番同様、躍動感に満ちて素晴らしい演奏でした。
ところで久々の東京文化会館。この日は4階席で聴いていたのですが、ここって、こんなに鳴ったホールでしたかな? 残響感はサントリーホールなどから比して(って全面改装後は訪れていませんが)圧倒的にドライな印象は変わりませんでしたが、音量エネルギーがここまで充実していたかしら、と思ったのでした。単に都響が出す音が(編成に比して)大きかったのでしょうか? 他のオケを同じ4階席で聴いてみたくなりました。

それにしても指揮者ミラン・トゥルコヴィッチ氏はよい響きを作り出します。とても心地よいハイドン。ずうっと聴いていたくなりましたよ。殊に「太鼓連打」の4楽章はお見事で最後の和音の残響が止まぬなかのブラボーに苦笑いをこらえきれませんでしたが納得したのは確かでございました。
終演後、1階ロビーに降りてみますとトゥルコヴィッチ氏指揮による新譜(ウィーン・コンツェルト・フェライン演奏)、ハイドンのいくつかの交響曲を集めた盤が先行発売されておりました。これはCDにとりまして上出来なプレゼンテーション、プロモーションの機会じゃあなかったでしょうか。
体調不良の為の来日キャンセルとなったゲルハルト・ボッセ氏の代役が必要になりウィーンに強力なパイプを持つCD発売元のIプロデューサーが動いた(トゥルコヴィッチ氏を推した)のかもしれません。そのCDレーベル、そしてI氏、懐かしいなぁ。わたくしのことなど憶えていらっしゃらないだろうなぁ。

posted by mniijima : Jul 5, 2009

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