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フルートは、他の伴奏楽器と一緒に、またはアンサンブルの一員として演奏することがほとんどなのですが、そのフルートによる無伴奏(すなわち伴奏者をともなわずにたった一人で演奏する)の楽曲といえばドビュッシーの「シリンクス(シランクスと表示されるケースもあります)」以外は存知ませんでした。
昨年の9月、朗読と独奏フルートのコラボレーションCDを作成するため、まずはフルートのみを録音したのでした。
朗読者もフルーティストも旧知の友でありましたので、みんなで和んだ雰囲気のなか録音は進んでゆきました。独奏曲はシリンクス以外にもあるのですね。同じフランスもので、オネゲルやフェルーといった作曲家による楽曲たちです。オネゲルは自らが好きであった機関車を題材にした「パシフィック231」、スポーツを賞賛した「ラグビー」などエモーショナルな楽曲で20世紀前半に活躍した人ですが、先にあげました2曲以外存じ上げませんでしたので、今回のフルート独奏曲はたいへん意外なものでした。
それにしてもオネゲルによる「(無伴奏フルートのための)牝山羊の踊り」は神秘的であったり、愉快であったり、神妙であったりと、まったくまったく饒舌な音楽です。そして、わたくしたちのフルーティスト・遠藤尚子さんによるこの曲の演奏がまた素晴らしかった。録音中、目は譜面と睨めっこでジャッジメントしてゆくのですが、オネゲルの書いた音符たちが活き活きと動き出すように感じられたものです。
ピエール=オクターヴ・フェルーも20世紀前半に活動していたフランスの作曲家。今回は「無伴奏フルートのための3つの小品」から「恋する羊飼い」「ひすい」の2曲を取り上げました。
フェルーの音楽に初めて触れましたが(とはいえこの「〜3つの小品」以外はほとんど知られていないのだそうです)、全音階書法を用い書かれているようですが、ドビュッシー的であり、和の雰囲気も感じられます。殊に「ひすい」のほうはまるで祭り囃子のようです。
なかなか音源も乏しいようですが、フェルーの他の作品も是非聴いてみたくなりました。
そのほかドビュッシーのシリンクスはもちろんのこと、国内作家では大江光氏の作品、石川啄木の詩が附いた越谷達之助氏による「初恋」、そして宮沢賢治の曲「星めぐりの歌」も含む8曲を新鮮な気持ちで収録いたしました。
11:59 PM permalink | classical music | comments (6) | trackbacks (0)
わきた先生のエントリーを拝見して、そういえば、と、、、
わたくしも仕事上どうしても必要となりましたので11月に購入していたのでした。
Macを購入するのは十数年ぶり。もともと最初に個人で購入したPCがPowerbook100という最初の世代のノートのうち、最小最軽量最非力なマシンで、今ではマンモスの化石のように思えるボディも当時は、ひゃー薄い、ちっこい、と感動しての購入でありました。OSは漢字talk 6.5と云いましたか、はたまた6.0.5なのか忘れましたが、そのようなもので動かしておりました。
その後、Macは数台買い替え、最後に使用していたころはOS8がリリースされておりましたが、当時のわたくしのマシンにインストールしてみれば非力さ故に重くって仕様がなく7.6に戻して使っていた記憶がございます。(家内はいまだにG3世代のiMacをOS9で使っていて、ひーひー云っております。)
ということで個人的には久方ぶりでMacユーザーとなったのですが、うちの職場では映像も、音楽も現場ではみなMacなのでさほど違和感もなく使用しております。
本当は上の画像に見えるように日本語キーボードではなくUSキーボードのヴァージョンがほしかったのですが納期の関係で(メモリーの増設も含めて)諦めなくてはなりませんでした。
ところで今回のMacBookの特徴でもありますボタンのないトラックパッドは、わたくしの乾燥肌が原因なのかしら、タッチでクリックするときに少々感度が鈍い気がいたします。感度のスレッショルドをコントロールするスライダーもなくときどきいらいらしてしまいます。
また液晶ディスプレイは角度によって発色にかなりの差があらわれてしまい、ちょっと色モノの作成にはつらいです。実は印刷原稿を入稿しなくてはならなかったときminiポートからのアダプターがなく別のVGAディスプレイへ出力できず、結局USBメモリーを媒介に他のPCで作業結果の確認をしなければならなかったのでした。
と不平を云いつつも音ではかなり遊んでおります。このことはまたあらためてエントリーしてみようと考えております。
2:14 AM permalink | general | comments (6) | trackbacks (1)
紅緋に染まることもなく先だっては散っていった外濠の桜葉。暖かい師走。そしてその前の霜月にさえエントリーすることが叶わず、皆様には失礼をさせていただいておりました。
先ほど地元の氏神様に手を合わせて参りました。あらたな年のはじまり。
あけましておめでとうございます。
書きたいことは多々ございますが、少しづつ進めてまいりましょう。
まずは皆様がご健康にて新しい年を迎えましたことお喜び申しあげます。
3:06 AM permalink | general | comments (11) | trackbacks (0)