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May 24, 2008
中学校の音楽の授業で、音楽の三要素としてメロディ、リズム、ハーモニーが在ると教えられました。これは音楽を支えるシステムとして、現在、各地域の伝統音楽を除き、全世界的に広まっている西洋音楽の手法の根幹にあたるわけですが、そのうちのハーモニーに着目して西洋音楽史をみてゆくと、たいへん面白いのです。ここではその興味深い歴史を振り返る余裕がございませんが、現代音楽と呼ばれるジャンルが、なぜ聴衆の不人気にもかかわらず、あのような難しい音楽を書き続けるのかという、謎(やはり一般的には謎でありましょう)が、あたかも霧が晴れたように、すうっと解明されたのであります。
そういった、不人気であっても推進する創造行為が必ずしも正しい姿であるとは決して申しません。むしろ、もっとなんとかならないものかと、わたし自身、作曲行為など真似できない立場でありながらも、苦言を呈するのでありますが、基本的なところでは、うんうん、そうなんだよねと納得しているのです。それは表現たるものは「誰も示していない世界を創造しなければならない」という前提に対してであります。
この「誰も示していない世界を創造しなければならない」ことは、一般的になかなか理解されないようでございますが、音楽の世界にかかわらず、芸術行為全般にわたっての前提であることは表現者共通の認識であると思います。もちろん写真の世界もしかりであります。
好きだからローリング・ストーンズのコピー・バンドやっているんだ、という趣味の世界とは、どちらが良いとか、悪いではなく、一線を画す行為になるわけです。
posted by mniijima : May 24, 2008
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