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May 14, 2008

  川からは空が見えるのが望ましい(19)

日本橋川を抜けたわたしたちの船は、ひろいひろい隅田川に入り、猛スピードで上ってゆきました。そのスピードたるや、いままで見学の目的と、狭い水路に余計な波をたてない配慮、また低い橋をくぐってゆかなければいけませんので、ゆっくりゆっくりと航行していたものですから、実際のスピード以上に、周囲の景色が流れ、(乗船しているわたくしが云うのはなんなのですが)それはそれは目にも止まらぬ速さであったのでした。
そして首都高速が走る隅田川大橋をくぐり、清洲橋をくぐり、やってまいりましたのは、小名木川(おなぎがわ)。
神田川、日本橋川は、隅田川右岸にそそぐ川、水路ですが、小名木川は左岸方向へと入ってゆくのです。江東区を東西に横断し、隅田川と旧中川を結ぶ水路なのでございます。どうやら家康の命により、江戸川水系から塩を、利根川水系から農作物などを江戸まで運搬するために開削されました重要な水路であったようです。
この小名木川の入口には、万年橋が架かっております。隅田川での速度が幻であったかのように減速して小名木川を進みます。
万年橋をくぐりますと、例えば隅田川の水位が高潮などで異常に上がった場合など、地盤の低い小名木川流域を水害から守るための水門、新小名木川水門が聳えております。そして高橋(たかばし、と読みます)、西深川橋、東深川橋、大富橋、新高橋と多くの橋をくぐってゆきますと、大横川との交差に出合います。人工水路をゆく醍醐味のひとつでございましょう、川の交差点であります。
そして新扇橋をくぐりますと、すぐ目の前に見えてきました。

扇橋閘門でございます。

(click on the image for enlarged)

"水路をゆく/小名木川/扇橋閘門(1)"

Oct '07, @Onagi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)


※閘門についての説明は次回行ないたいと考えております。

posted by mniijima : May 14, 2008

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comments

地元へようこそ♪と申し上げたいところです・・・
万年橋は風情のある橋で随分撮りました。
懐かしいです♪ありがとうございました。

by chatnoir : May 15, 2008 6:49 AM

chatnoirさん、
いつもコメントをありがとうございます。
はい。隅田川を経由しまして、江東区の水路へ到達いたしました。
万年橋は、ほんとうにいい橋ですよね。柳橋、山谷掘りに架かっていました今戸橋(わたくしは現在残る橋柱跡しか見たことがありませんと並んで、隅田川の名三役と呼んだ人が在った、と思います。

by M.Niijima : May 16, 2008 6:03 AM

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