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こういう日にかぎって、写真機を持っていない。
19世紀の楽器はすこぶる美しいのであります。

Taken with my ケータイ
5:27 PM permalink | comments (8) | trackbacks (0)
平日のお昼どき、郊外へ向かう各駅停車の車内はすこぶる空いておりましたが、空いた席に腰を下ろさず、ドアの傍で車窓からの景色を眺めやっておりますと、この沿線、殊の外、さくらが多く見えることが印象的でございました。葉に覆われてしまったり、葉も落ちてしまった季節ならば気付かなかったでしょう。爛漫に咲き誇るこの時期であったからこその、いっときの至福でございました。
さて、池袋を経った各駅停車は、ほどなく中板橋駅に到着いたしました。
用事は駅の南側、川越街道のほうへ向かったところでしたが、ああ、此処は近くを流れる石神井川から水を引いた水路でもあったのではないかしらと思えるような道があったり、こんもりとした丘状の頂上に立派なお屋敷が建ち、おそらくかつてはこのあたりの名主さんだったのではなかろうかと、思いを馳せながら、目的地までの道のりを楽しんだのでした。
(続く)
1:41 PM permalink | comments (2) | trackbacks (0)
多忙を理由に、更新をサボっております。それでもアクセスカウンターは徐々に徐々にカウントを重ねていることに焦燥の念を禁じえなくなりましたので、すこしづつ書いてゆこうと思っております。
この有様でございますから、話しは、少し前のことになります。まさに桜花が最盛のころのことです。
所用がございまして、普段あまり馴染みがございません中板橋というところまでゆくことになりました。これまた馴染みのない東武東上線に乗り池袋駅を出発いたしますと、普段電車の車窓からの景色といえば高架か、地下か、極端な位置からしか見ていないことを意識いたしました。もっとも地下を走る電車からは、コンクリートの壁しか見えないのではございますが。
(続く)
10:21 AM permalink | comments (0) | trackbacks (0)
佃小橋・西詰めのさくらは、枝垂桜であったと、佃に訪れて間もないわたくしは、昨日はじめて気付いたのでした。
もんじゃを食べにゆこうよ、と娘を半ば強引に誘い、ふたりで月島西仲通り商店街へ繰り出しました。折しも地元の方々によります「花まつり」が行なわれており、鼓笛隊などが商店街をパレードしておりました
日頃テレビを見る習慣がないものですから、すっかり忘れておりましたが、既にこの4月から始まっております新しい連続テレビ小説の舞台が、月島、佃島であったのでした。そのドラマを見て、この週末はと繰り出す人々で賑わっているのかな、と思いきや、左程ではございませんで、いつもの週末の人出くらいであったでしょうか。
食後は、これは高速道路? と尋ねる娘に、これは川を越える橋だよ、ついでにあっちの道路も越えて、、、と応えながら、佃大橋をくぐり、佃1丁目へ。
佃掘の端を見せ、川の終点だよと教えるも、娘の興味は、そこに隣接する児童公園にあるようで、滑り台、ぶらんこ、シーソー、鉄棒、そして檻で囲まれた砂場と、ひととおり遊んでゆくのでした。遊具に飽きますと今度は、散った桜のはなびらを小さな掌いっぱいに集め、それを佃掘へ、紙ふぶきでも投げるかのように舞わせて遊びはじめました。
桜花は、もう半ば散っており、満開の美しさを望めないのは百も承知ではございましたが、それでも尾崎波除稲荷脇の1本だけはちょうど良い加減で、娘を遊ばせたまま、わたくしはその木の下のベンチで、穏やかな陽を浴びて寛ぐよい時間を過ごしたのでした。
実家の父がうまい佃煮を食べたいと云っていたのを思い出し、うちの、と云いますか、わたくしの分と併せて、今回は丸久さんで「はぜ」のものを一ト掬い、いただいてきました。
佃煮は、もちろん熱々のご飯との相性は云うまでもございませんが、わたくしは、つけたお銚子の友にするのでいけません。
そして階段を昇り、隅田川へ。娘ははじめて見るのでしょう、日曜ですから仕事の船はいなかったものの、屋形船、水上バス、個人のクルーザーや小さな釣り船など、たくさんの船が往来する川。
娘は、昨年、通っている体操クラブの(親は同行しない)1日キャンプ(遠足?)で、横須賀の猿島へ行ったとき、渡しの船(高速船)が相当気にいったらしく、以来船好きになったのは、やはりわたくしの血をひいているからでしょうか。
そんな娘には、今度機会があれば、人生スピードだけじゃぁないんだよと、和舟に乗せようとけしかけているのです。
11:27 PM permalink | comments (10) | trackbacks (0)
両脇をビルに囲まれた交通量の多い坂道。そこを登っておりますと、いまさっき、わたくしが越えた交差点の信号が赤にでもなったのでございましょう、車の流れが途切れたのです。
その刹那、ぴゅううっと一陣の風が坂道を駆け上ってまいりました。
すると同時に外濠公園から吹雪いた、許多のそめいよしののはなびらが、くるくるころころと、薄桃のからだを縦にし、まるで小さな小さな車輪のように、くるくるころころと、列を成して、上り坂を回転しながら、わたくしの足下を超えてゆきました。
春の風は、そんな楽しい光景を運んできてくれたのでした。
2:25 AM permalink | comments (6) | trackbacks (0)