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February 29, 2008
hommageというテーマでエントリーをアップしている途中ですが、28日の新聞、夕刊を捲っておりましたら、パっと目に飛び込んできた写真がございました。
堂々たる、見事な、そして装飾の美しい橋。そしてその中央を路面電車が抜けてゆく。これは隅田川を日本橋浜町から、江東区新大橋へと結ぶ、旧・新大橋の姿でした。
この日の毎日新聞(東京)夕刊のグラフ・ページ「eye」では「失われた水辺の風景」と題し、上記、旧・新大橋、聖路加病院を背景に築地川、テアトル東京を背景に京橋と京橋川、佃の渡し、そして埋め立て工事中の楓川の各写真が掲載されておりました。
写真を撮影されたのは、都立日比谷図書館の資料課長でありました池田信氏とのこと(最終ポストは旧都立多摩教育会館館長のようです)。変わりゆく東京を1961年から72年まで、休日を使って記録し続け、その数、2万数千点におよぶライフワークであったと紹介がございました。
記事でも触れておりましたが、かつての東京は「東洋のベニス」と称賛され、幕末から明治初期に訪れた多くの外国人達を魅了したのだそうです。これは単に景観美ということだけでなく、まさに江戸期から築かれてきた文化であったわけです。
池田氏は、そんな過去を顧みない当時の風潮に危機感を募らせ、まだ残る面影を求めてシャッターを切っていったのだそうです。
その膨大なフィルムが2005年にご遺族より毎日新聞社へ寄贈され、このたび「1960年代の東京 路面電車の走る水の都の記憶」と題され、3月17日、同社より写真集として刊行されるとのことです。
追記: amazon.co.jpでは、08年2月29日現在、「1960年代の東京 路面電車の走る水の都の記憶」の予約を受け付けているようです。
posted by mniijima : Feb 29, 2008
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