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エラ・フィッツジェラルド(1917~1996)が、初めて聴衆の前で歌ったのは、1934年、ハーレム、アポロシアターでの「アマチュア・ナイト」というイベントで、曲はボズウェル・シスターズのレパートリーであったそうです。
ボズウェル・シスターズおよび、(その後ソロでも活動した)グループのリード・シンガー、コニー・ボズウェルは、当時の自分のアイドルであったと、エラは後年語っております。
「アマチュア・ナイト」で、エラは優勝し、翌年からビッグバンドで歌う職を得、プロの歌手として輝けるキャリアをスタートさせるに至ります。
かのエラ・フィッツジェラルドが憧れたボズウェル・シスターズ、そしてコニー・ボズウェルとは何者であったのでしょう。
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レビューソング(1)、(2)、(3)と3回に跨ってご紹介してまいりましたリナ・ホーン。それらエントリーのきっかけになりました彼女のアルバム「Stormy Weather」は、昨2007年、BMG JAPANが企画しました「RCA女性ヴォーカル1000シリーズ」の中の1枚でした。わたくしはBMG JAPANさんの回し者ではございませんが、それでも米国RCAのアーカイブはさすがであると、驚き、喜んでいるのです。今回のシリーズにも注目盤が目白押しで、かつ1枚あたり1000円という廉価シリーズですので、気軽に購入できるのが、たいへん嬉しいのです。(2007年9月に全20タイトルがリリースされております。)
と云いますのも、シリーズの全て、かつて聴いたことのないアルバムばかりなのです。ところが、数名のヴォーカリストに関しましては、別のアルバムを持っておりますので、まずは、LPやCDで聴いたことのあるヴォーカリストを挙げて少し書いてみることにいたします。
リー・ワイリー(Lee Wiley: 1908-1975)
ご年配のヴォーカル・ファンにはお馴染みかもしれません。
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"水路をゆく/日本橋川/常磐橋"
Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)
日本橋川がJR(中央、山手、京浜東北各線、東北上越新幹線)の鉄橋をくぐり、すぐのところに「新常盤橋」。
それに次ぐ下流に、左岸・千代田区日本橋本石町2-1と右岸・同区大手町2-7を結ぶ「常磐橋」が架かっております。左岸に沿う外堀通りの向こう側には日本銀行があり、まさに東京の中心地の一部でございます。その左岸側の橋詰は外堀通りの歩道、そして橋の入口に白いポールがいくつか並び、車両は進入できません。また右岸側は公園になっているため、その側からも車両の進入ができなくなっております。
この「常磐橋」は明治期(に改架されました)の洋式石橋で都の指定文化財になっております。その姿は日銀旧館の石造りの建物とよくマッチしているのですが、なにせ頭上に首都高速道路が架かっておりますので、景観に関しては何をか言わんやでございます。
continue reading "川からは空が見えるのが望ましい(15)"
11:59 PM permalink | comments (0) | trackbacks (0)
YouTubeに、リナ・ホーンの映像がございましたのでご紹介します。(リンクをクリックしますと、別ウインドウに、YouTubeの動画が立ち上がります。再生(三角)ボタンをクリックしてスタートです。)
・Stormy Weather Trailer
映画Stormy Weather(1943年公開)の予告編。もちろんリナ・ホーン主演。このクリップでは、ちらっと、ファッツ・ウォーラー、キャブ・キャロウェイ、ビル・ロビンソンも出てくる!
・Lena Horne,Pete Johnson,Albert Amans,Teddy Wilson&Band 1
ドタバタ風コメディ? リナが「Boogie woogie dream」と紹介してから始まる2台のピアノ演奏がスゴイ。Pete Johnson、Albert Ammons(本当の綴りは左記のようです)ともに30年代に活躍したブギ・ウギ・ピアノの名手のようです。
・Lena Horne,Pete Johnson,Albert Amans,teddy wilson&band 2
Teddy Wilsonがクールに登場。そして若き日のレナの熱唱が恰好いい! のですが、結局、夢オチ(^^;
・LENA HORNE Sings Love Me or Leave Me and The Eagle & Me 1965
1965年のTVショウ。めちゃめちゃ恰好いい!
検索しますと、もっとたくさんのクリップがございますが、とりあえず、この4篇ということで。
3:18 AM permalink | comments (11)
ヴィブラートを効かせた古典的な発声に包まれ、LPが登場する前のアナログ・レコードのフォーマットでありますSPからトランスファーされた柔らかな音源が、心地よく耳に届いてきます。
前回ご紹介致しました、リナ・ホーン。
彼女が1940年代にレコーディングしたテイクを集めましたCD「Stormy Weather」(LP時代にもリリースされていると思います。)は、収められた楽曲の良さも然る事ながら、秀逸なヴォーカルも存分に楽しめまして、彼女が20世紀を代表するエンターテイナーとして米国のショー・ビジネス界で活躍できたことが当然のように伝わってまいります。
リナ・ホーンは映画コットンクラブのリラと同様、同クラブのコーラスガールとしてキャリアをスタートさせます。そこでソロ歌手としての機会を与えられ、その後はミュージカル、映画、ラスヴェガスやブロードウェイでのワン・ウーマン・ショー、レコーディングなどなど幅広く活動を重ねてゆきます。
ところが、彼女はヨーロピアンとアフリカンの混血であったことで、双方からの差別をずいぶん受けてきたそうなのです。これも映画の中のリラのキャラクターと重なりますね。
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12:04 PM permalink | comments (12) | trackbacks (0)
禁酒法時代の酒と金、ハーレムでのギャングの覇権争い。主人公ディキシー(リチャード・ギア)の成功と、ヴェラ(ダイアン・レイン)との恋。客は白人セレブリティの高級クラブ。出演者はアフロ・アメリカン。そういった人種差別問題を浮き上がらせるタップダンサー、サンドマン(グレゴリー・ハインズ)と、コーラスガールのリラの恋など、コットンクラブとそこでのショーを背景にしながら、いくつかのプロットを進行させ、総体でコットンクラブそのものを描いてゆく2時間。好きな映画のひとつでございます。
フランシス・フォード・コッポラ監督の「コットンクラブ(原題:The Cotton Club)」が国内公開されたのは1985年(昭和60年)のことでございました。
ニューヨーク、ハーレムに実在した高級ナイト・クラブを題材にした大作で、公開当時は1930年代に全盛を誇りましたクラブの内装を再現したと、その美術の豪華さが殊に取り上げられておりました。
現実のコットンクラブは、元ヘビー級ボクサー、ジャック・ジョンソンがハーレムに開店したクラブ・デラックスを、1923年にギャングのオニー・マデンが獄中に居ながら買収し、店名を(コットンクラブに)変え開店させた、アフロ・アメリカンを主体とするエンターテイナーを出演させるレビューを売り物にした高級ナイト・クラブ。
1940年の閉店まで紆余曲折を経ながらも、フレッチャー・ヘンダーソン、そして彼のオケに在籍したルイ・アームストロングやコールマン・ホーキンス。そしてデューク・エリントンや、キャブ・キャロウェイなどを輩出しております。まさに当時のエンターテインメント、大衆文化の拠点であったのでしょう。
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7:53 PM permalink | comments (2) | trackbacks (0)
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"水路をゆく/日本橋川/雉子橋~一ツ橋"
Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)
このあたりから錦橋にかけての右岸(千代田区九段南1丁目~一ツ橋1丁目)には、江戸期の石垣が残されています。
さらにこれらの石には印や紋が打ってあり、石組みと合わせて、その岸にあった家を示していたのだそうです。
コンクリートだけの殺風景な護岸を見てきましたので、この石垣を見た途端、とても心地よくなりました。
<参考>
日本橋川について:「川の地図辞典」内 現在地図:p22~p23、 解説:p31
1:53 AM permalink | comments (8) | trackbacks (0)
川の地図辞典 / 水路をゆく写真の合間に
壁一面に日本地図と世界地図を貼る。小学校3年生になりまして、親から与えてもらった小さな小さな部屋で、わたくしが最初におこなったことです。その部屋で空想上の旅行を何度楽しむことができたでしょう。あるときは奥羽山脈上空を飛びまして八甲田や蔵王山に遊び、あるときはハンカ湖、バイカル湖、イシク湖からカスピ海へ、ユーラシアの湖を飛び越えてゆきました。
以来、地図を見れば、それが見慣れた都内の道路地図でありましても、しばしの時間を楽しむことができる特異な趣味を得るにいたりました。
ところで今回もKai-Wai散策さんにて、たいへん興味深いエントリーを拝読しました。なんと地図好きには垂涎ものになりますでしょう『川の地図辞典 江戸・東京/23区編(菅原健二著・之潮(コレジオ)』という本があるというのです。
水辺の写真を撮り始めまして、開渠だけでなく、暗渠や、既に埋め立てられてしまいましたかつての水路にも興味が芽生えた昨今、この本は必須と早速買い求めました。過去に流れていました時間とともに埋められてしまった水路が放つ濃厚なまぼろし。水路はわたくしの妄想の根幹を築き、創作の発端となる大いなる可能性を秘めております。
ところが文献資料だけではなかなかイメージできない見えない水路ですが、この本のように地図で示していただければ、それを頼りに歩いてみることができます。例えば渋谷川と目黒川にはさまれた旧山手通りに沿うように在った三田用水のことなどです。
ところで永井荷風の「日和下駄」四番目の「地図」という項には、彼が蝙蝠傘を持ち、日和下駄での市中散歩の際には江戸切絵図を携行するとあります。そして牛込弁天町あたりを歩けば、裏通りに小流れがあり、根来橋(ねごろばし)を見つけ、其処にはかつて根来組同心の屋敷があったことを切絵図によって知り嬉しくなったと記しております。切絵図の情報が彼をはるか江戸の町に連れてゆく瞬間なのでございます。
そこでわたくしは『川の地図辞典』のページを捲り、新宿区の地図から、荷風が江戸に思いを馳せた小流れが(いまは暗渠となりました)蟹川の支流であったことを知るのでございます。
さて、この地図辞典には明治のころの参謀本部地形図(迅速測図)が現代地図と対置されておりまして、その古い地図に記されました地図記号は、わたくしのあらたな妄想の原点になりそうです。
水路脇に在った水車小屋からは、水がこぼれる音とともに、ギギィという軋み、カタコトスイィと臼を擦る音が聞こえてくるようです。
さて、この夢がひろがる素敵な本ですが、まだ置かれている書店は多くないようです。わたくしはジュンク堂書店/新宿店にて買い求めました。7階の人文地理のコーナーに表紙を面出しして置かれておりましたです。
ほかでは同書店池袋本店と神保町の岩波ブックセンターにも置かれているそうですが、出版元の之潮さんのサイトから購入できるようです。
※(2008.1.21追記)Amazonでも取り扱い開始したようです。「[新刊] 川の地図辞典 江戸・東京/23区編 (大型本)」

川の地図辞典 江戸・東京/23区編
[フィールド・スタディ文庫 Collegio Field Studies 1 ]
菅原健二著
本体価格3,800円+税(190円)
ISBN978-4-902695-04-5
※Kai-Wai散策さんは、さすがに人気ブログですね。この本がどんどん広まっているようでございます。
<関連エントリー/書籍紹介編>
・wakkyken (わきた けんいち) さん、『Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」』、
「『川の地図辞典』(菅原健二/著)」 / 「『川の地図辞典』(その3)-“ご近所ブログ界”の展開-」
・玉井一匡さん、『MyPlace』、「川の地図辞典 江戸・東京/23区編」
・秋山東一さん、『aki's STOCKTAKING』、「川の地図辞典」 / 「川の地図辞典 /2」 / 「「川の地図辞典」出版記念ウォークと懇親会」
・光代さん、『My Favorite Things』、「川の地図辞典」
・iGaさん、『MADCONNECTION』、「川の地図辞典-1」
・chatnoirさん、『愛のいたみ Ⅲ』、「北国の黒猫:『川の地図辞典』」
・braryさん、『東京brary日乗』、「川の地図辞典追記」
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<関連エントリー/書籍活用編>
・masaさん、『Kai-Wai散策』、「『川の地図辞典』の私的チューニング」 / 「『川の地図辞典』の私的チューニング (2)」
・じんた堂さん、『東京クリップ』、「フィールドワーク:尾根を行く川」
・wakkyken (わきた けんいち) さん、『Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」』、
「『川の地図辞典』で金魚池を探索する」
・玉井一匡さん、『MyPlace』、「「20km歩き」と「川の地図辞典」」
・iGaさん、『MADCONNECTION』、「川の地図辞典-2 消えた梅田堀」
7:52 PM permalink | comments (10) | trackbacks (0)
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"水路をゆく/日本橋川/西神田ランプ"
Oct '07, @Nihon-bashi-gawa, Tokyo.
Taken with the Nikon new FM-2 with the Nikkor 35mm f2 lenz.
Fuji Neopan 1600 Super Presto @EI 800, dev in Kodak X-tol (1:3)
Fuji Varigrade WP AM, dev in Fuji Korectol E (1:1)
両の護岸、頭上をゆく首都高速により、ぐおおんと、船のエンジン音が響いています。
6:08 PM permalink | comments (2) | trackbacks (0)
遅ればせの新年のご挨拶。みなさま、あけましておめでとうございます。
さて、最近のわたくしですが、昨年患いました腰も、ときどき予防目的でベルトを捲くときもございますが、普段痛みなどはまったく感じないようになりました。
ということで、12月から、夜な夜な頻繁に撮影をしております。日ごと寒くなってくる時期ではございますが、やはり一年を通じてもっとも空気の透明度が増すこの時期、どうしても夜景を狙いたくなるのです。夜景と云いましても、今年はイルミネーションとか、そういった派手なものは一切撮っておりません。それはとても地味な、闇から浮かぶ灯りを頼りに撮影をしております。
昨1月4日は久しぶりに昼の陽の下で撮影をしてまいりましたが、本日5日は夜の様子を撮りに、同じ地区へ行っておりました。まだその地区をいかに作品群として仕上げてゆくか、その指針がはっきりしておりませんが、少しづつ撮りながら、方向を定めてゆきたく思っております。
本年も拙ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
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