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July 27, 2007

  いま、そこに咲く花(4)

いま、そこに咲く花(1)」というエントリーをアップしましたとき、最近神楽坂ははちょっとしたブームになっていますというコメントをお寄せいただき、流行に疎いわたくしは最近頓に路地見学者が多くなりましたことを思い浮かべ、ほう、と膝を叩いた次第でございます。
確かにJR飯田橋駅ビル内や、地下鉄神楽坂駅近く坂上の商店街にございます書店をのぞいてみますと、店頭には所謂神楽坂本が、すなわち街や、そこで営まれている飲食店などを紹介している雑誌やムック本がいく種も積み重ねられております。
そういった本を購入することはありませんが、それでも店頭にて、ぱら、ぱらとページを捲りますと、この街を代表するような光景が写真で紹介されております。
事程左様に、この街の景色は多くの人に伝えられており、まだ訪れたことがない方々でも、それらの本や雑誌を手にすることによりまして、此処の風趣の一片は感じ取っているのだと思います。

ところで、わたくしは今週三遍ほど、仕事が終り次第、この街を訪れていました。
少し前より、この街を写すアプローチをはじめ、ようやっとわたくしなりのこの街の伝え方が、その映像イメージが固まってきたのです。もちろんそのイメージは神楽坂本には載らないような種のものでございます。
折しもあれ、25日水曜日からは「神楽坂祭り」が始まり、多くの人で賑わっておりました。撮影はまず月曜日、暗く、人通りの少ない路地にて、露光のテスト。充分にディープシャドウを満たす値を探るべく即現像してネガの様子を確認いたしました。そして水曜、木曜と、祭りのメイン会場であります毘沙門さま、そして表通りだけでなく路地の隅々まで人々で賑わうなか、黙々と撮影をしておりました。
イメージした方向性はよろしいようですが、完成させるまではもうひと息といったところでしょう。このイメージは夏場を逃すと辛くなりますので、この時期が過ぎてしまいますと、また来年に再挑戦ということになります。写真制作とはかくも時間が掛かるものですね。

posted by mniijima : Jul 27, 2007

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