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July 6, 2007
5月21日にエントリーしました「真間から菅野へ(1)」にて、
「葛飾土産」だけはよいとのことで、文庫には未収録のこの作品を読むにあたりまして図書館より全集ものを借りてまいりました。
と記しました。ところがこの「葛飾土産」という作品は、「荷風随筆集 上(岩波文庫)」に所収されておりました。そこでエントリー「真間から菅野へ(1)」には、その旨を追記いたしました。調べが中途半端で間違いを記しましたことお詫び申しあげます。
この文庫には、「日和下駄」をはじめ、「寺じまの記」「深川の散歩」「元八まん」などなど読みたかった作品があれもこれもと収められておりまして、とくに「元八まん」はよかったです。深川からさらに東に向かった荷風が出会ったのは、江戸のころより砂村の鎮守さまとして、現在の江東区南砂7丁目に建ち、深川の富岡八幡の元宮(よって元八幡という俗称があるようです)という説がございます、富賀岡八幡宮。当時の砂町の寂しさが、元八幡の朽廃した社殿に加えまして、夕暮れと、洲崎に向かう女の存在などによってデフォルメされており、なんとも云えない読後感を味あわせていただきました。
posted by mniijima : Jul 6, 2007
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comments
貴重な情報、ありがとうございました。最寄の図書館になかったので、大学の図書館から借りようと思っていたところでした。
by brary : July 6, 2007 11:23 PM
braryさん、
間違った情報を記してしまいまして、たいへん失礼いたしました。
岩波文庫に収められていたとは、わたくしも迂闊でございました。
それではよい読書をお楽しみくださいませ。
by M.Niijima : July 7, 2007 1:54 AM