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June 15, 2007

  霊岸島を歩く

予報では曇り空が続くはずの日でした。ところが朝から雲の切れ間には美しい青が見え、このまま晴れ渡ったらさぞ素敵な光に満ちた日になることでしょう。
午前中、仕事の納品物を取引先へお届けにあがり、昼はその近くでと考えておりましたら、朝期待しましたとおり、初夏を思わせる光に、思わずコンビニでおにぎりと茶を購入、取引先近く隅田川の川辺でいただくことに致しました。(こういうとき弁当を買ってしまいますと空き箱の処理に困りますので、使用済み包み紙(ポリ)を鞄に仕舞えるおにぎりが宜しいのです。)

ここはかつて霊岸島と呼ばれた処、北に日本橋川、東に大川(隅田川)、西側から南へと折れるかたちで亀島川に囲まれた、もともとは江戸中島と云う大川の中州で、江戸期に埋め立てられた人工の島でございます。かつては廻船の船着場を多く抱え、上方から卸される下り酒(と呼ばれた酒)を扱う問屋で賑わったとのことであります。
現在は中央区新川1丁目、2丁目となり、オフィスビルの建ち並ぶ地区。
わたくしが昼食をとりましたところから、左方、上流側を見れば大川を跨ぐ永代橋。その橋を越えると深川でございます。

st_smd07061501m.jpg

下流を見れば中央大橋が架かり、その橋の行く先に佃島。佃2丁目に聳える高層ビル群が大川に影を落としております。

st_smd07061502m.jpg

亀島川も都内の多くの堀川と同じく、コンクリートの護岸に囲まれ、なかなか撮影には厳しいようです。唯一絵になるところと云いますと、桜通りが亀島川を跨ぐ「南高橋」を含めて、ということになるでしょうか。
さて、本日は仕事の合間を利用しての散策でございましたので左程時間もなく、堀川をぐるりと周って、お終いでございます。
最後に、新川1丁目と2丁目を分かつ明正通りを歩いていますと、文庫と新書だけの古書店を見つけました。

・今は幻 吉原のものがたり / 近藤富枝著(講談社文庫)
・新編 近代美人伝(上、下) / 長谷川時雨著、杉本苑子編(岩波文庫)

を購入いたしました。
「今は幻~」、近藤富枝さんは、このような小説もお書きでしたか。衝動買い。
「近代美人伝」、これ欲しかったのです。

posted by mniijima : Jun 15, 2007

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comments

昨日の東京の空は本当に美しかった。朝起きたら、自宅から見る富士山(実は見えるんよ)が近くに輝いていた。見上げる空の、どこを切りとっても画になる湾岸らしい雲の躍動。
なんでこんな日に、写真も撮らずに屋内で仕事してるんだろ、オレ。とか思った。
そしてあの夕焼け、だもんなぁ。

by karipee : June 16, 2007 10:09 AM

karipeeさん、
なんで、こんな日にケータイしか持ってこなかったんでろうと、残念な気持ちで一杯だったのですが、外出できただけ、あの空気の中を歩けただけでも幸運でした。
その後は、会社に篭っておりましたので、夕焼けは目にしませんでしたよ。

by M.Niijima : June 16, 2007 10:59 PM

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