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June 10, 2007
8日金曜、友人が「日本リアリズム写真集団」主催の公募「視点」におきまして入賞されたとのことで、その展示を拝見しに、上野の「東京都美術館」へ行ってまいりました。
友人の作品はしっかりと脳裏に焼き付けてきたのですが、展全体で、すごいボリュームがございまして、総評としての感想はあるのですが、他の個々の作品に対する印象はかなり散漫になってしまいました。
と云いますのも、その直後、せっかく上野に来たのですからと、「東京国立博物館」へ足を延ばしましてダ・ヴィンチの「受胎告知」を見てしまったのですから。
「受胎告知」はダ・ヴィンチ若干二十歳ごろの作品ではございますが、美術の歴史を通じても第一級の作品が持っております力というものをまざまざと見せつけられた心地でございます。
その色、立体感、そして放たれる強い存在感、と云ったものは生で見、体験することで初めて得られるものでございますね。
ところでこの「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」と題されました展示、僕がとても好きな国立博物館の和洋折衷な本館内では、この作品1点のみ展示されておりまして、それ以外は全て脇の「平成館」での展示となっておりました。と云いましても、ダ・ヴィンチ本人の美術作品はもうひとつ「少年キリスト像」だけでございました。この彫刻もただただ美しかったです。
あとは彼のスケッチから作成されましたレプリカ(有名な人力飛行機など)や、彼の生涯、ものづくりの原点となるコンセプト、技術的背景などがとことん紹介されておりました。
特に「光源と物体と影の関係」「線的遠近法」「空気遠近法」を解説されたコーナーは興味深く、こういったことは写真をある程度やってきていますと自然と身につくことと思うのですが、始めて間もない方などはたいへん参考になると思いますので、是非ご覧になられてはいかがでしょうか?
posted by mniijima : Jun 10, 2007
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