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May 3, 2007
モンゴロイドが居住地域を拡大していった話しには、たいへんな興味を覚えます。
誰もが知っているのはベーリング陸峡(現海峡)を越えていった、アメリカ大陸への移住のことでしょう。現在の北米大陸に住む、所謂ネイティブ・アメリカンの部族には、このころからの古い古い歴史が口承伝として残っているのだそうで、各部族の代々のシャーマンによって語り継がれてきたとのこと。
その口承史は長い長い叙事詩のかたちをとっているのだそうですが、それを現代語に訳したシャーマンの血をひく女性がいらっしゃいます。
ポーラ・アンダーウッド氏です。
そしてその現代語訳は原題(と副題)をTHE WALKING PEOPLE - A Native American Oral History と云い、日本語訳(訳者:星川淳氏)版は「一万年の旅 - ネイティブ・アメリカンの口承史」として翔泳社より1998年に刊行されています。
わたくしは、その初版本が出るやいなや購入し読んでみたのですが、いやいや驚きの内容でございました。口承伝という性格上、どこまで史実に忠実なのかという問題もあるのですが、それ以上に太古の時代から社会性(著者の言葉では、それを知恵と云う)というものを育んできたこの一族の姿に、古代人に対する概念を一掃されたのでした。
また文中、おそらくはベーリング陸峡越えであろう箇所もあり、アドベンチャー的要素も充実しており、なかなか分厚い本なのですが、一気に読んだ記憶があります。
さて、ベーリング陸峡越えから5千年経過しますと、ユーラシア大陸のモンゴロイドは、次に太平洋の真っ只中に向けてどんどん進出するようになったそうです。
彼らは帆走能力を持つカヌーで、何千キロという遠洋航海を為していたと云います。
(続く)
posted by mniijima : May 3, 2007
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comments
世界ふしぎ発見!(祝1000回)
by karipee : May 3, 2007 8:32 AM
ふふふふ。
by M.Niijima : May 3, 2007 7:05 PM
あまりにも気になったので、僕もその本(中古)をアマゾンで注文してしまいました。読むのが楽しみです。
by おおえ : May 6, 2007 10:31 PM
中古本だとお手ごろな価格になっているようですね。
「あとがき」まで含めると500ページ超。なかなか読み応えのある本だと思いますよ。
by M.Niijima : May 7, 2007 7:07 AM