December 28, 2006
日本の音(4)
「小唄」は前々エントリーにて少しだけご紹介いたしました「うた沢」より少し遅れて「端唄」の影響を受け生まれてきた音楽ですが、その発生には「清元節」という浄瑠璃音楽が強く絡んでおります。
わたくしも詳しくはないのですが、浄瑠璃とは文楽に代表される「語り物芝居」の音楽および語りで、「義太夫節」を筆頭に「豊後節」から別れた「常盤津節」「富元節」「新内節」「清元節」など多彩な流派を形成しているとのこと。
「清元節」はもっとも新しく(江戸後期に)起こった、分派した、浄瑠璃で、もっとも「粋」で「いなせ」なものであるとのこと。とても気になります。創始者は初世清元延寿太夫。
さて「小唄」は二世延寿太夫の実子(=初世の孫)である「お葉」が、清元贔屓であった雲州松江の殿様・松平治郷不昧公による詩「散るは浮き」に節をつけたのが始まりということです。そのときお葉は16歳だった。もちろんお葉は清元においても数多くの節をつけ(作曲を為し)、夫である四世延寿太夫、そして明治から昭和初期において希代の名人とされた五世延寿太夫(四世とお葉の養子)の両人に多大な影響を与えているとのこと。伝説的な女性アーティストなのであります。
そのお葉による小唄発祥の楽曲「散るは浮き」をどうしても聴いてみたいと思い、こんな商品を買ってしまいました。
(続く)
posted by mniijima : Dec 28, 2006
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