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December 14, 2006

  花はどこへいったのか(4)

さて柳橋ですが、此処は元々「川口出口之橋」または「矢の倉橋」と呼ばれていたという説(橋の南側袂にある碑文より)と、最初から「柳橋」であったとする説(中尾達郎著「江戸隅田川界隈(三弥井書店刊)」からの孫引きになりますが、「武江年表」元禄六年(1693)八月の条に、この月、浅草に初めて柳橋を架す。 と記載。もちろん中尾氏は「川口出口之橋」説も紹介されています。)があります。ところがこの元々の木橋は大正の関東大震災で落ちてしまったそうで、現在架かる永代橋をモデルとし耐震に配慮された鉄橋は昭和4年に完成したのだそうです。
平成4年には親柱の補修を行い、同時に橋上歩道に御影石を敷き、前回(3)でご紹介しました簪を模したレリーフをあしらい、そして夜間ライトアップされるような照明も設置されて今日に至っております。

先に記した袂にある碑文には、

   春の夜や女見返る柳橋

   贅沢な人の涼みや柳橋  (ともに 正岡子規)

と子規の2句が紹介されているのですが、柳橋およびこの界隈は他の多くの文学でも取り上げられております。

posted by mniijima : Dec 14, 2006

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