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December 6, 2006

  花はどこへいったのか(2)

 ...花はどこへいったのか(1)

神田川の最下流、隅田川に注ぐ直前に架かる橋、柳橋。
この周囲は幕末のころより花街として栄えた区域だったそうです。
花街といえば黒板塀に囲まれた料亭を想起します。もちろんわたくしは花柳界で遊ぶことができる身分ではございませんが。ところが現在ここいらあたりを歩いても割烹と看板を掲げた1軒しか黒板塀に囲まれた料理屋を見ることができません。往時の老舗料亭のいくつかは残っているようですが、外観はたいそうなビルに変わっており、花街風情を楽しむことはもう相成らないわけです。そして前世紀の終わり、1999年には芸妓の組合も解散したとのこと。

ところで花街として栄える以前から河岸には多くの船宿が並び、大川(隅田川)向かいの両国への渡し、また大川上流へ、とくに遊郭のあった吉原へ遊びにゆく旦那衆を乗せる渡船場でもあったそうです。
現在の神田川は柳橋から、江戸通り(国道6号)を渡す浅草橋、そしてその隣の左衛門橋までのおよそ半キロの間、宴会用屋形船の発着場として多くの船宿が並び、何艘もの提灯を吊った船がひしめく特異な河川景観を見ることができます。

(続く)

posted by mniijima : Dec 6, 2006

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