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November 3, 2006

  素晴らしき哉、アナログ・プロセス

今朝、実家に収納したままになっていたアナログのレコード・プレイヤーを取りにゆきました。そしてこれまた放置していたレコードを、その全ては無理でしたが、10枚くらいを適当にピックアップして持ち帰ってきました。
うる覚えのアームの調整。確かバランスをとった後に規定の針圧をかけるんだったよな。

a-player061103.jpgそしてレコードを載せ回してみます。クォーツ・ロック制御のモーターはまだ生きていました。それはたいして高価なプレイヤーではありませんが、どんなに優れたプレイヤーでも駆動系はクォーツによる制御とモーター・ダイレクト駆動で無いものは音質をどうのこうのと語る以前に、音楽を聴く装置としての安定性にマイナスであると思っています。より古く伝統的なものには備わっていない、往時の最新技術を侮ることなかれ。あと安定面ではアームのバランスと歪曲面をトレースする性能。音質的にはボディやパーツの耐震とカートリッジそのもの、と言ったところでしょうか。

かけたのはカール・ベーム指揮のシューベルト・第9交響曲ハ長調。1963年録音のベルリンフィルによる演奏。この曲、CDではバーンスタイン指揮、ウィーンフィルのものを愛聴してきたのですが、ベーム盤はイイ! ゆったりとしたテンポ、ベルリン・イエスキリスト教会の深い残響、ソナタ形式を浮き彫りにしてゆくバランス。
そういえば、カール・ベームについて過去にこんな拙文を書いておりました。
Johannes Brahms
Karl Bohm

次にロベール・カサドシュのピアノ、ジョージ・セル指揮、クリーブランド・オケのモーツァルト、ピアノ・コンチェルト21番と24番。いいレコードです。また実家へ行って残りのレコードも持ってこよう。久々に聴きたい演奏が随分とあることでしょう。

ところで、レコードが回っているところを初めて間近で見た娘は、
「ああ、これキュッキュッキュッ!ってするやつでしょ。」ですと、、、まったく最近の若い奴はァ。

posted by mniijima : Nov 3, 2006

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» レコードプレイヤー from Sight and View
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date of trackback: 2006年11月04日 12:10

comments

キュッキュッって、ディスコで手でDJが、レコードをやるやつですか?
あれって、レコードにもプレーヤーにも、よくないですよね?

僕は、アナログプレーヤーはもう持っていませんが、CDというものが世の中に出る数年前に音楽を聴きだしたので、レコードは宝物のように扱っていました。キュッキュッだなんて、とんでもない(^^;..

当時は、1200円の東芝レコードから出ているクラシックのレコードを、こずかいでよく買っていました。

by おおえ : November 4, 2006 8:56 AM

おおえさん、
DJのプレイは鑑賞とはまったくの別物なので分けて考えるべきでしょう。
普通のプレイヤーでキュッキュッすると針が折れます。
あれは専用のプレイヤー、カートリッジでやらないといけません。(ああいうプレイが出てきた当初は専用なんてなかったのですが、それでも逆回転できるカートリッジがあったので、それを使ったのでしょうね。)

東芝さんのレコードは塩ビの盤に特殊な加工がされていたのか、大敵であるホコリがつきにくかった=静電気が起こりにくかったので好きでした。クラシックでは(上に書いたシューベルトもそうですが)グラモフォン・レーベルが外せないのですが当時のポリドール・レコードの盤は静電気バリバリで扱いにくかったです。
廉価盤は僕もずいぶん買いましたよ。
音的にはレーベル本国の初回プレス盤が一番いいのですけどね。

by M.Niijima : November 4, 2006 12:07 PM

針圧。そうそう、針圧っていうのがあったなぁ・・・。懐かしいよ~。
ボクも実家からプレイヤーを持ってこよう!

by karipee : November 4, 2006 1:10 PM

針圧。僕も久々に発した言葉です。
セパレート・コンポとかね(笑)

by M.Niijima : November 4, 2006 2:40 PM

http://www.tamagoya.ne.jp/audio/
このサイト面白い。懐かし用語のオンパレード。

by karipee : November 4, 2006 5:37 PM

おもしろいですねぇ。
一番ツボにきたのが、

Lカセット!

ありましたねぇ、デカいカセットテープ。ところがオーディオの世界で働いていながら、「俺、その昔、Lカセット持ってたんだぜ!」っていうヤツを見たことも聞いたことありません(ガックシ)

by M.Niijima : November 5, 2006 3:01 AM

おはようございます。

オーディオ、プロなお方はどのような拘りが在るのか何れ
伺ってみたかったです。僕も体質的に好きです。自分処の
アンプやSPは全部造ってます。色々やりたくても一戸建
てで無いと不可能。

何れターンテーブルを買い、球プリアンプを作る予定。

TR、IC等々アンプは作りましたが手元に残っているのは
3極管シングルのアンプとフルレンジSP(自作箱)だけ
です。聴き疲れない、ナローレンジな音。

勿論、LカセットやCD4だって知ってます(うーーん)。
Lカセは当時買おうと言う友人が居て「さて、どうだか?」
と言ってた記憶がありますが、あれは(消えるのが)早かっ
たですねぇ。

Lカセット・・確かNR(ドルビー)が出る前に狭いトラック特有
の悪いS/Nやワウを稼ぐためにトラック幅自体を大きくした物
だと思います。NRの普及で消えた・・記憶が。

5年先のメディアすら解らん時代ですが、写真はフィルム
で頑張ろうと思う。

by えるふぁ : November 5, 2006 10:25 AM

えるふぁさん、おはようございます。

> プロなお方はどのような拘りが在るのか
あまり拘らないほうが、仕事はし易いです(^^;
プライベートのシステムも、その日の作業を確認する目的もあるので、あまり特殊にしないほうがリファレンスし易いので。
スピーカーは25年使っているダイアトーンの2ウェイ。アンプは以前トリオ製、いまはサンスイ製。そんなに高価なものではありません。音楽的にはそのほうが対ユーザーへの判断が可能になるんです。CDラジカセも重要な判断基準ですし。

えるふぁさんは、自作もされるのですね。僕はやったことありませんですよ。個人的には球アンプより、ソリッドステートなほうが好きです。フルレンジ・スピーカーは好きですが、やはり倍音のキレのよさから理想的には同軸2ウェイがいいかも。仕事でかつて使ったタンノイのSGM-10ってのは良かったです。自宅だと低域の扱いが難しそうですけどね。

いま音楽ソフトは物凄い勢いで非パッケージ化が進んでいますので、将来はモノとして存在しないかもしれないですね。

by M.Niijima : November 6, 2006 10:47 AM

こんばんは。

大変失礼しましたm(_ _)m。

自作も色々やりましたが、作る課程が面白いのです。何事も
同じかもしれない。

デジタル化で音楽もどうなるやらで、仰るとおりパッケージ
化は激減する気がします。今は当たり前ですが、耳元で聞こ
えるデジタルオーディオとSPで聞く音の違いには未だに迷います。
ヘッドフォンは聞こえすぎている気がして成らないです。

カタチとして手元に置きたい(CDとかレコードとか)と思うの
はもう古いんでしょうねぇ。

嗚呼、「何か」と同じ気がします・・。

by えるふぁ : November 6, 2006 8:12 PM

えるふぁさん、いえいえどういたしまして。

作るのは楽しいと思いますよ。職場にも開発に携わっている者もおりますが、図面引いて、テスト回路作って、って決まったときは気持ちよさそうです。

僕はやはりヘッドフォンよりスピーカーのほうがよく聴こえます。でもその感覚はとても解ります。音源との距離って大切な要素かもしれません。普段ふたつのスピーカーと三角形をつくるひとつの頂点に座っていると、あえて遠くから鳴らす小さな音に癒しを感じたりします。以前ロフト付きのアパートに住んでいたとき、上階に小さなスピーカーを下に向けて設置し鳴らしていたときがありました。天井高もある部屋でしたので適度な残響もあり心地よかったです。こういう場合はフルレンジ・スピーカーがいいですね。低域なくともオーラトーンで充分。

最近のデジタル・オーディオもDAさせるところを考慮すれば充分聴けると思うんです。たとえばデータはiPodの中でも、それをデジタルのまま接続したアンプ側に良いDAを積んでおくとか。屋内ではそういう聴きかた。屋外ではそのままiPodを持ち出してiPodがDAしたものをヘッドフォンで聴けばよい、とかね。いまこういった機器も生活スタイルも過渡期ですが、もう少しすれば(機器は日進月歩でしょうが)少し落ち着いて音楽を聴けるようになると楽観視しています。
ポップスなどは聴き捨てる部分も多いですからノン・パッケージでもよいのですが、問題は一生ものをどうやって保存するかですね。CD-Rの耐久性って未知数ですものね。っていうかプレスされたCDだって判らないですよ。じゃぁLPレコードがいいかというと、これは真っ先に否定しちゃいます。消耗品(=磨耗品)ですもの、テープとレコードは。

by M.Niijima : November 6, 2006 11:50 PM

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