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September 13, 2006
よりテーマ性を持った写真を。そしてライフワーク。
気温がずいぶん低くなり、東京の銀杏も黄色く色づき始めたころ、ふとジャズ・ヴォーカルを聴きたくなりました。2003年のことです。
ジャズのライブハウスなんて10年くらい足を向けておりませんでしたので、今どんなシーンになっているか、かつての有名ライブハウスはまだ営業し続けているのか、なにもかも分からなくなっておりました。ところが今やネットがある時代。ジャズ・ライブハウスと出演ミュージシャンを調べ、ちょっと嘗てではありえなかったような瀟洒なライブハウスを訪れることにしました。

Jazz vocalist: Asuka Watanabe
Ilford delta 3200 @EI 4800. Scaned from negative, dev by Hit on.
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そこで聴いたジャズ。深く懐から導き出されるようなヴォーカルが素敵でした。そしてピアニストの音楽的な幅の広さにも酔いしれてしまったのです。女性ヴォーカルと女性ピアニストのデュオでした。
ああ、随分ジャズの世界も垢抜けたんだなぁ。そして若手の台頭が目覚しいと感じ、以降僕のジャズ・ライブハウス通いが始まったのでした。

Ilford delta 3200 @EI 3200. Scaned from negative, dev by Hit on.
ところで、そのころ僕は写真を作るうえで自分らしさをいかに表出してゆくか、という壁にぶち当たっていました。自分らしさ。自分だからこそ感じ入ることができた瞬間を写真として残すことができたらいいな、と。ジャズ・ライブハウス通いは、そんな僕に光明を見出すきっかけにもなったのです。
僕は20年間、音楽の世界で制作者として、ミュージシャン、アーティストの表現をジャッジし、そして僕がつくるものを彼ら彼女ら、そして多くの聴取者にジャッジされるという仕事を為してきました。音楽は僕の職業としてだけでなく、ライフワークとして存在しているのです。そんな僕が、音楽を写真のテーマにしたらどうだろうか? もちろんアーティストやミュージシャンを写した写真なんて天文学的な数があるでしょう。それでも写真家そのものの視線としてではなく、同じ土壌で生きている者の視線で彼ら彼女らの今の姿を捉えるというのはどうだろう、と考えたのです。そしてその対象は普段はなかなか表に出てこない、ライブを中心に表現活動を行っているジャズ・ミュージシャンをテーマにするのはどうだろうかと。
僕にとって新しい写真テーマが誕生したのです。

Ilford delta 3200 @EI 3200. Scaned from negative, dev by Hit on.
Thanks to Asuka-san!
Asuka Watanabe 1st Album: Unaffected
( What'sNew Records WNCJ-2135)
古き良き時代の曲を中心とした美しいスタンダード曲を艶やかに彩るように歌う渡辺明日香さんの1st CD。バラードも絶品です!
(あれ、このアマゾンのリンクもアーティスト名義が違ってるな。吉岡秀晃さんはこのアルバムで共演されているピアニストです。)
posted by mniijima : Sep 13, 2006
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comments
Congratulations to the new blog, and to the exhibition! This is a beautiful portrait.
by therese : October 4, 2006 6:02 AM
Hi therese! thanks for your kind comment.
My exhibition has been held last year. It was the big success by a lot of visitors!
by M.Niijima : October 4, 2006 5:22 PM