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August 3, 2006
「スペース・トゥーランドット」と題された子供向けのオペラは、お話しの舞台を宇宙に設定し(オリジナルは古代中国の王朝)、宇宙で一番美しいと信じる氷の星のトゥーランドット女王が、自分よりも美しいフローラ星のラベンダー王女に嫉妬し、誘拐。それを宇宙警備隊のレオとサイボーグ・タムタムが救出するという筋になっておりました。
4歳の娘も「おもしろい!」連発し観ておりましたが、なにせまだ集中が続きませんので後半は席を立ったり座ったり、家内に甘えたりと、どうやら飽きてしまったようです。周囲の座席の小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは皆おとなしく観ていました。さすがです。
新国立劇場ならではの奥舞台、オケ・ピット上の張り出し舞台も使用し、舞台美術、装置類の使用も併せて視覚的に楽しめる内容。
肝心の音楽においても、歌では2重唱、3重唱、レチタティーボにアリアもあり、演奏は室内楽オーケストラにも満たない小さな編成でしたが、効果音なども奏するエレクトーン以外、通常の生楽器がオケ・ピットに納まっての本格的なもの。子供相手だから、演奏は既収録したものを再生するだけ、なんて手抜きはなく、本物を見せたいと考えたのであろう主催者側の企画演出に好感を持ちました。
惜しむらくは女王に仕え、フローラ姫を誘拐するペペ、ロン、そしてチーノ(オリジナルでの3大臣、ピン、ポン、パンのパロディでしょう。)の内、おそらくバリトンだったチーノ役の方が、発声上無理があるのかもしれませんが、詩の内容が聞き取りにくい(子供たちには尚更でしょう)のが残念でした。
しかし道化役でもあるタムタムを演じた直野容子さん(ソプラノ)の演技と歌の資質の高さは、僕も魅了されるほど。今後さらなるご活躍を期待できそうです。
全1幕、70分の舞台は(うちの娘には長かったですが、少し年長の)子供たちに丁度よいボリュームでフィナーレ。この「子供のためのオペラ」は今年で3回目の企画だそうです。また来年、娘を連れて観に行きたいと思っております。
(終)
posted by mniijima : Aug 3, 2006
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