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August 28, 2006

  白崎彩子ライブ

ニューヨークを活動の拠点に置き活躍中のジャズ・ピアニスト、白崎彩子さんのライブに行ってきました。26日土曜、今回の帰国ツアー、東京での最終ライブです。調布の柴崎、はじめて降りる駅ですがこんなところにもライブハウスがあるのですね。白崎さんはこちらには何度も出演されているそうです。
ライブハウスとしては決して狭くない店内ですが、僕が到着したときには既にほぼ満員でガヤガヤしておりました。予約を入れてあったので席の確保には心配なかったのですが、どこの席だろうか、、、初めてのお店ですし長めのレンズ85mmと135mmを持ってきました。ところが案内された席は一番前! 手を伸ばせばピアノの鍵盤に触れることができてしまいます。ああ35mmレンズも持ってきて良かったぁ! お店のスペースに比してステージは狭く狭く、ドラム、ベースを従えてのピアノ・トリオはぎゅうっと凝縮された空間からアンサンブルを奏でます。そしてその目前の僕。白崎さんまで1.2メートル。まるで狭いリハ・スタジオにお邪魔して目前で聴かせてもらっているような感じ。この距離感を味わえるのでライブハウス通いはやめられません。最近はホールでのコンサートってまったく行かなくなってしまったのですよね。クラシックでも100名以下の小ホールやサロンでのコンサートばかりです。
いつものように撮影の許可をいただいてILFORD DELTA3200を詰めます。特別なスポット光による強い陰影がなく、プリントではどうメリハリを持たせるか悩みそうなシチュエーション。僕はライブ撮影においては下限のシャッター速度、絞りの開け具合を決めていて、その露出にマッチするように現像時間をコントロールしています。もしEI(エクスポージャーインデックス=露光指数)を使ってこの日の撮影感度を説明するとすればEI 4800といったところでしょうか。

さて白崎さんはきちんとバップを弾くことのできるピアニスト。その確かな技術は20年間音楽の仕事を為してきた僕の耳にすんなりと入ってきました。そしてときどき聴かせる対位法的な動きを両手で紡いでゆく革新的なスタイル。これはその第一人者として、しっかりと評価されなければなりません。もしその評価がなければジャズ界の方々はなにを聴いているのでしょうか。単に早弾きがどうだとか、バド・パウエル的だとか、そういったこと以上にたいへん重要な音楽的ポイントでしょう。

トリオでのライブはときおりギタリストである白崎さんのご主人、トム・ランドマン氏を交えてクァルテットに。僕はランドマン氏のギターを始めて聴かせてもらったのですが、チャーリー・パーカーの難曲、ドナ・リーがとても楽しかったです。また同じ循環コードを持つふたつの曲の同時進行によるアンサンブル(何と何の曲だったかしら?)、、、言葉が出ませんでした。
また今回のライブは激しさの中にも穏やかな波と言いますか、柔らかなものを感じることができました。白崎さんの新しい一面かもしれません。
この白崎さんのライブに伺うと必ず僕は、ただただ圧倒され、興奮し、感銘を与えられるのです。

白崎さんのオフィシャルサイト http://www.ayakoshirasaki.com/

ブログ「新・彩子のつぶやき記」 http://blog.livedoor.jp/ayakoshi/
こちらでは僕が撮影したライブ写真をProfile欄に掲載してくださっております!


ホームアローン
白崎さんの最新作(2006年リリース)。ピアノ・ソロ作品ってとても難しいジャンルなので、正直最初はあまり期待をしないで聴きました。しかしそんなことを考えた自分が恥ずかしいくらい完成された内容。まったく飽きのこない恐るべしソロ!

イグジスタンス
2003年、国内レーベル・What's New Recordsからリリースされた脅威の1stアルバム。

ミュージカリー・ユアーズ
1枚目の内容をさらに膨らませた充実の2ndアルバム。2005年リリース。(アマゾン・リンクの演奏者名義=リーダーが白崎さんになってませんね。でも間違いなく彼女の2ndです。)

posted by mniijima : Aug 28, 2006

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