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August 4, 2006

  Death of the greatest diva

20世紀に活躍し、ドイツ・オーストリア音楽において多大なる功績を残され、名実ともに最高の名花であったソプラノ歌手、エリザベート・シュワルツコップさんが8月3日、オーストリアのご自宅でお亡くなりになったそうです。90歳とのこと。
報道では彼女が稀代のモーツァルト歌いであったとする紹介がほとんどです。確かにオペラ「フィガロの結婚」の伯爵夫人役など18番でしたからね。しかしマーラーやR・シュトラウスなどの後期ロマン派において素晴らしい歌を聴かせてくれるのも事実です。僕は20年ほど前にオットー・クレンペラー指揮によるマーラー「交響曲第4番ト長調」のLPレコードを聴いたとき、たったひとつのブレス(息つぎ)がいかに音楽歌唱において重要であるかをしっかりと理解させられ、いたく心を揺さぶられました。
彼女がオペラ界から退いたのが1970年代末ですから80年になってからクラシック音楽を楽しむようになった僕は、その生の歌声に触れる機会は一度もありませんでした。ところがそんな僕の心の中においても不世出のソプラノ歌手であることは間違いありません。

この偉大なる名花の死を悼んでR・シュトラウス「4つの最後の歌」聴こうと思います。

ご冥福をお祈りいたします。

posted by mniijima : Aug 4, 2006

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